2025年12月11日木曜日

演習林ニュースレターの動画版第2号(通算第30号)を公開しました!

  当演習林での様々なニュースをお届けするニュースレター。2015年1月に第1号が発行されて以来、リーフレット形式で10年間続いていた当コンテンツが、2025年度から動画版になって新登場しました!

先日公開された、記念すべき第1号では、4月の山開きの様子をお届けしました。今回は引き続き第2号(通算第30号)が公開されます。

新潟大学で大学院生向けに開講されている「島嶼生態学特論」の実習の様子をご覧いただけます。

本来ならば実習生しか見ることのできないような景色や、実習の工程・雰囲気などを体感していただけると思います。ぜひお楽しみください!

リンクはこちら↓

https://youtu.be/dNZiydET-rM

(K.S.)

2025年12月6日土曜日

2026国際島嶼生物学会熱海大会11/2-6ホームページ公開しました!

国際島嶼生物学会2026熱海大会11/2-6ホームページ公開しました!
申込みフォームは2月上旬に稼働予定です。
熱海ニューフジヤホテルと熱海後楽園ホテルは、この申し込みフォームから予約した場合に限り参加者割引が適用されます。
中日エクスカーションは伊豆大島かふじのくに地球環境史ミュージアム。プレ・ポストエクスカーションは日本のいろいろな島で予定しています。もちろん佐渡島もあります!

Island Biology 2026 Conference, 2–6 Nov. 2026
We’ve launched the Island Biology 2026 Conference website! 2–6 Nov. 2026
Island Biology 2026
https://sites.google.com/view/island-biology-2026/home?authuser=0
#IB2026

2025年11月25日火曜日

演習林ニュースレターの動画版第1号(通算第29号)を公開しました!

 当演習林での様々なニュースをお届けするニュースレター。2015年1月に第1号が発行されて以来、リーフレット形式で10年間続いていた当コンテンツが、2025年度から動画版になって新登場します!

その記念すべき第1本目(通算第29号)は、毎年4月に開催している山開きの様子をお届けします。

Youtubeにて公開中ですので、動画でしか味わえない山歩きの臨場感や、なかなか見ることのできない早春の佐渡の山の風景をぜひお楽しみください!

リンクはこちら↓

https://youtu.be/Z8Qqdk8EknI


(K.S.)

2025年11月24日月曜日

三連休最終日は書道で看板作成!

演習林の山毛欅ヶ平山の入り口に設置する看板の文字の下書きを、M2のOさんが達筆でしてくれました!

その一部始終の動画はこちら!
ありがとうございます!!末永く皆さんの目に留まりますね!壁には学生の書道が沢山貼られていました。学生さんの個性が文字に表れていました。

2025年11月20日木曜日

大佐渡の初冠雪!

今週の寒波で大佐渡山地の今季初の雪化粧が見られました!おそらく一昨日には積もっていたのかと思いますが、今日は晴れたので、雪景色がきれいに見えますね!
今季の初冠雪!

新潟大学佐渡演習林がNIKKEN「新林」ウェブサイトで紹介されました

 この度、日建建設コンストラクション・マネジメント様のウェブページ「新林」にて、当演習林をご紹介いただきました。

「新しい森林文化を耕そう」というコンセプトのもと、様々な視点から森についての情報発信をされているウェブページ「新林」。その掲載記事のひとつである「森の声を聴きに行く―演習林を訪ねる旅」にて、当演習林に関する情報が簡潔かつ明快にまとめられています。

https://sin-rin.jp/forest-culture/fun/8554

これを機に、より多くの方々に演習林を知ってもらえるといいですね。
我々も、より一層広報活動に努めてまいります!

(K.S.)

2025年11月18日火曜日

2025年度 佐渡ゼミ(第2回) 「佐渡島におけるヤマトグサの分布と環境条件の関係」11月27日(木)12:00~12:40

 2025年度 佐渡ゼミ(第2回)のご案内です!

「佐渡島におけるヤマトグサの分布と環境条件の関係」
【開催日時】
2025年11月27日(木)12:00~12:40
【開催形式】
Zoom配信によるオンライン開催
【参加方法】
※下記の問い合わせからお申し込みください
【参加費】 無料
【発表者】
指村 奈穂子 先生
(山梨大学大学院 総合研究部 工学域 土木環境工学系 研究助教)
【発表概要】
 ヤマトグサは日本と中国に隔離分布するアカネ科の多年草で、日本では24府県に記録され、多くの地域で絶滅危惧種に指定されている。
本研究では、佐渡島におけるヤマトグサの生育環境と生活史特性を明らかにし、その隔離分布の要因を検討した。
 現地調査と気候・地形要因を用いたGIS解析の結果、夏季日照時間が短い谷部に生育が偏ることが示され、霧によって高湿度が保たれる環境が必要であると考えられた。気象観測および室内実験では、生育地で高頻度に霧が観測され、高湿度条件下で節から根を出しシュートを維持することを確認した。交配試験の結果、自殖はあるものの種子繁殖は少なく、個体群維持は主に栄養繁殖に依存していることが示唆された。また、日本全国を対象とした生態ニッチモデリングにより、夏季の日照時間が少なく、上昇霧が発生する海に近い孤立峰で分布確率が高いことが明らかになり、これがヤマトグサの隔離分布の主因であると考えられた。佐渡島はニホンジカの不在により湿潤な林床が保たれており、ヤマトグサの重要な生育地となっている。
【お問い合わせ】
新潟大学 佐渡自然共生科学センター(担当:蕪木)
Tel:0259-78-2613
Mail:sadoken2011アットマークgmail.com
牧野富太郎が新種記載した「ヤマトグサ」

佐渡で調査した時の牧野富太郎の書