10月7日~11日に、筑波大学による野生生物管理実習が実施されました。
大学院生に向けた実習となっており、様々な研究科に所属する学生が参加していました。
初日は演習林内の見学でした。
スギ天然林に加え、人工林、渓畔林や風衝地など、
様々なタイプの植生を見学し、野生植物の生態について学びました。
2日目は新穂地区にて、トキと里山環境についての実習を行いました。
まずはトキのテラスで野生のトキを見学し、その後、
佐渡市および環境省の職員の方に施設を案内していただきました。
トキの順化訓練を行う保護ケージの様子。
現在は訓練中の個体はおらず、中に入らせてもらうことができました。
トキとの共生に挑戦する農業について学びました。
3日目は大野亀と二ッ亀の見学、そしてドンデン山のトレッキングを行いました。
演習林とは異なる海岸や、ブナ天然林を観察できました。
4日目は2グループに分かれて選択実習を行いました。
グループ1は妙見山トレッキングとトキの森公園の見学、
グループ2は揚島遊園と長谷寺の見学でした。
長丁場かつ盛りだくさんな実習でしたが、実習生の皆さんは最後まで元気に楽しんでいましたね。ここでの学びを、それぞれの研究分野で最大限生かしてくれることでしょう!おつかれさまでした!!