2026年8月19日水曜日

東京都立大学の生態学野外実習(8/6-11)

 8月6日~11日には、東京都立大学の生態学野外実習が実施されました。
野生動植物に関する調査、解析、研究方法について学ぶ実習で、6日間にわたる実習の中でデータ収集から統計処理や結果のまとめまでを一挙に行うパワフルな実習となっています。

初日は演習林到着後、近くの海岸でピットフォールトラップを設置。ハサミムシやダンゴムシなどの浜辺の分解者を狙います。

2日目以降は朝から演習林へ入り、人工林で調査をしたり...

天然林の林道でベイトトラップをしかけてアリやゴミムシを狙ったり。

翌日、トラップを確認すると...

たくさん取れているようです!

風衝地では植物の調査を実施。

区画を設定し、その中の植物の種名や個体数について調べます。

林道内の決まったエリアを歩き、そこに出現する特定の植物の数をすべて数える調査も...!

対象種のひとつ...かどうかはわかりませんが、風衝地できれいに咲くツリガネニンジン。

毎年ひとりひとりの学生がとても興味深い調査をしていて、発表を聞けないのがとても残念でなりません。いつかこれらの研究成果を演習林で報告してもらえる機会を作りたいですね!
(K.S. )

2026年8月15日土曜日

演習林宿泊施設の目の前は海

演習林宿泊施設の目の前は海。おおきなマダラウミウシやシロウミウシ、イシダイやなんかの卵やなんかの稚魚(ウツボ?)がいました。ヒラワツナギソウもそこここで光っていて美しいです
マダラウミウシ

いつものアメフラシ

いつものシロウミウシ

イシダイ稚魚

なんかの稚魚(ウツボ?)

ヒラワツナギソウ(ぼけていますが)
は、たくさん光っています

浅瀬にはなんかの卵がいっぱいありました
(ぼけていますが)

佐渡は海も山も川も田んぼも、満天の星空と流星も、大満喫できますね!

2026年8月13日木曜日

佐渡のひまわり畑(小川と石名)

 佐渡にはひまわり畑がたくさんありますが、外海府には有名な小川のひまわり畑ではなく、演習林のある小田地区の手前(相川から行ったとき)の石名のひまわり畑は、今年、とてもいい感じです!小川と石名のひまわり畑をお届けします。
石名のひまわり畑
今年はとても大規模で満開です!

そして人も少ないので、超穴場

こちらは小川のひまわりとアブ

小川のひまわり
石名よりはちょっとばらつきがあって小規模

小川の白いひまわり
佐渡はいろんなところにひまわり畑があります。海や空をバックに撮影できますよ

2026年8月5日水曜日

International Field Course on Ecological Sustainability in Sado Island 佐渡自然共生国際実習(7/27-31)

 We had the international training course called "International Field Course on Ecological Sustainability in Sado Island" in July 27-31. This year, 8 people participated, including international students from China, Malawi, and Bangladesh.

7月27日~31日には、佐渡自然共生国際実習が開催されました。今年は中国やマラウイ、バングラデシュなどから8名の学生が参加してくれました。



These are some photos from our fieldwork at Niigata University Forest on the 2nd day. We toured areas such as the riverine forest, natural cedar forest, wind-exposed area and observed material cycling from rivers in the forest to the sea.
2日目の演習林での実習の様子。河畔林やスギ天然林、風衝地を周り、森―川―海の物質循環を学びました。


Also, due to bad weather on the afternoon of the 2nd day, we changed our plans and visited the Sado Gold Mine in Aikawa.
また、2日目の午後は悪天候のため予定を変更し、相川の佐渡金山を見学しました。




On the 3rd day, we visited Mt. Donden and learned about the semi-natural grassland ecosystem. The weather was very foggy, so I think we were able to enjoy the unique atmosphere of Sado’s mountains.
3日目には、ドンデン山を見学し、半自然草原の環境を学びました。とても霧が深い天気で、佐渡の山ならではの雰囲気を楽しめたのではないでしょうか。






On the 4th day, we traveled to the Kuninaka area, where we attended lectures and took a field trip focusing on the Japanese crested ibis and Japan’s satoyama landscapes. The participants listened very attentively, and we were able to collect many different creatures, including aquatic insects, medaka fish, and crayfish.

4日目には国仲地域へ移動し、トキや日本の里山に関する講義と見学を行いました。参加者の皆さんはとても積極的に聞き入っていて、水生昆虫やメダカ、ザリガニなどたくさんの生物を採集できました。

Japan’s remote islands, including Sado Island, seem to be very popular—especially among international visitors from mainland countries—because they truly embody the essence of Japan as an island country. Did these students get to fully experience that island essence? Even after returning to your home countries and universities, please make the most of this experience and keep up the good work!

佐渡島を含む日本の離島は、特に大陸地域出身の外国の方から見ると、いかにも島国日本感があってとても人気が高いようです。留学生のみなさんは島国感を満喫できたでしょうか?自国や自大学に帰っても、この経験を存分に生かして頑張ってくださいね!

(K.S.)

2026年7月31日金曜日

演習林インスタはじまっています!新潟大学演習林 技能補佐員フォト部

「新潟大学演習林 技能補佐員フォト部」
niigata_u_forest_photo
佐渡演習林の技術補佐員Yさんが撮影した、マクロの視点が最高なインスタ、始まっています!みなさんも是非、ご覧ください😊

2026年7月19日日曜日

野生植物生態学実習佐渡(7/17-19)

今年も新潟大学の専門科目で、3年生が対象の野生植物生態学実習が開催されました。
「落葉低木・常緑低木の生活戦略を指標する生理学・解剖学的特性の調査と解析」がテーマ。今回は新しい場所で、オオカメノキ、オオバクロモジ、エゾユズリハ、ヒメモチが対象です。

初日は港から直接演習林へ向かい、対象木を決め、掘り出し、ハム尻いえ、葉むしりです。その後宿舎に帰り、葉の面積、幹や葉の重量、SPAD値などを計測しました。
まずは作業の説明
サクラの根の下に回り込んでいる
エゾユズリハの根を掘り起こすため、悪戦苦闘
地上部は葉っぱを当年、1年、2年葉ごとにまとめます。

わちゃわちゃ

2日目は、光量子密度・蒸散速度の計測などを行いました。
近場で練習
本番
宿舎に帰ってからも作業はいっぱい
地上部20㎝ごとの年輪を調べています

宿泊施設では、乾燥していた葉・幹の重量を図り、年輪を調べ、野外でのデータを取りまとめました。帰ってからレポート作成になります。記憶が新しいうちに、頑張りましょう!

最後に、実習の途中で見たもの…
ドクウツギの名前に似合わない可愛い実
ドクウツギの実ににているアカケダニ
白っぽいクガイソウ
クガイソウ
さて問題です
順に何でしょう?
こちらは裏

正解は左から
ツルシキミ(乾燥したところから出ていた)、
ツルシキミ(ちょっと葉柄が赤め)、
ヒメモチ、
です
みなさん、実習お疲れさまでした!