2026年7月4日土曜日

ツバキ論文がTop viewed article Wiley 2025 (Ecology and Evolution)

5月には連絡が来ていたのですが、ツバキ論文がTop viewed article Wiley 2025 (Ecology and Evolution)に選ばれていました。
名称:Top viewed article Wiley 2025    Ecology and Evolution
賞を授与した機関名: Ecology and Evolution
受賞の対象となった論文:Abe H, Ueno S, Matsuo A, Hirota SK, Miura H, Su MH, Shen YG, Tsumura Y, Suyama Y, Wang ZL. 2024. Evolutionary histories of Camellia japonica and Camellia rusticana. Ecology and Evolution 14: e70721.  (オープンアクセス)
関連リンク:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/ece3.70721
プレスリリースの記事はこちら…https://www.niigata-u.ac.jp/news/2025/770184/

2026年7月1日水曜日

オウギハクジラの回収!

 許可を得たうえで、オウギハクジラの頭部を回収しました。すでに埋設のための穴が掘られており、慌てて、解体。10分…

大きさは5mほど(水の中は小さく見えますね…4mくらいかと思っていました)。立派なオスの成獣です。
埋められる前に頭部回収
埋めるために運ばれるクジラ…


オウギハクジラの名前の由来になっている歯から、べろべろと変なものが出てます。
エボシガイの仲間?

これでご飯が食べづらくなり、衰弱したとかかな?
はがします!
胃内容までしっかり見たかったな・・・

歯からエボシガイの仲間らしきを外しました
歯がしっかり見えるようになりました

このあと頭部は埋めて骨にします。演習林には雄雌のオウギハクジラの骨が集まりました!オウギハクジラの雄雌比較できるなんて、すごいぞ!






2026年6月30日火曜日

またオウギハクジラの仲間かな?

この季節が来ました。またオウギハクジラの仲間かな?昨年5月にも真野のほうで揚がったオウギハクジラ。カマイルカが一番ストランディングが多くて、次に、ハンドウイルやキタオットセイ、そしてオウギハクジラ…(イノシシがやけに揚がった年もありました)。ナガスクジラの仲間も昨年、揚がってニュースになりました

今回はまたオウギハクジラの仲間かな?扇のような歯からオウギハクジラといわれているらしい

さて昨年揚がったクジラの掘り起こしイベントを11月28日に企画しております!また告知します😁
たくさん傷がついているのは♂同士の戦いの跡らしい
成長したオスは下顎に一対の牙が生えるらしい
くちばしについているのは貝と海藻
この個体は若いらしく牙は水の上からは確認できず
4mいかないくらいかな?

2026年6月24日水曜日

新潟農業・バイオ専門学校の樹木学実習(6/22-24)

 6月22日~24日には、新潟農業・バイオ専門学校の樹木学実習が実施されました。樹木の同定手法の習得を目的とした実習で、とにかくひたすら樹木をサンプリングし、持ち帰って同定するというパワフルな内容でした。

初日は両津港から外海府ルートで実習開始。熊野神社周辺の海岸植生を観察しました。

タブノキ、ツバキ、イタビカズラなどの特徴的な樹種を観察しています。なお、ここでは採取許可が下りないため、サンプリングはしません。

大野亀の草原も観察。カンゾウは綺麗になくなっていて残念、雨なのも残念...


気を取り直して2日目。無事晴れたので演習林や道中の林道でサンプリングをしています。




金剛杉や風衝地、千手杉の見学もぬかりなく。しかし、この実習の本番はここからなのです...




すべてのサンプルについて、図鑑と照らし合わせながら種同定をしていきます。ヤナギやツツジの仲間など、難易度の高いサンプルもしばしば...

この日のサンプルは全部でなんと93種!にもかかわらず、学生の皆さんのガッツで日付が変わる前にはなんとか無事終了!!皆さんの成長が伺える実習となりました。おつかさまでした!

最後に、恒例?の出会った生き物紹介コーナー。こちらは超でかガガンボです。大きさとしては間違いなく日本最大のミカドガガンボですが、胸部や翅の模様から明らかに違います....

こちらはマタタビの花。満開~少し終わりかけ、といったところでした。

こちらは今年演習林全体でなぜか元気がないシナノキ。葉が緑色のまま落ちていて、よく見ると葉柄にだけかじられたような跡がありました。犯人やいかに...

風衝地の水辺には今年もモリアオの卵塊が!木がないからといってその場所は適当すぎでしょう 笑
(K.S.)

2026年6月19日金曜日

ヤマトグサ匍匐枝(茎)ぐんぐん

果実をつけたヤマトグサのその後です。
花が終わった後の下部から、ぐんぐんと匍匐枝(ランナー)と呼ばれる茎が伸び、栄養繁殖段階に切り替わりました。地面に接した部分は発根しています。いまのところ、発根部から新たな地上茎はまだ形成されておらず、その先へさらにランナーが伸び続けています。花をつけた親株のほうは枯れるのかな…?もともと、花のついていた親株は分裂した独立株だったので、ある程度ランナーを伸ばして、定着が始まると、それぞれ定着した場所同士は分裂して独立株になるのかもしれないですね。(ちなみに、雪が深いところがランナーを旺盛に作って栄養繁殖中心で、雪の少ない低地は種子繁殖が中心と思っておりましたが、低地でも栄養繁殖は旺盛そうです)
あらゆる方向に伸び始めた

親株からランナーの茎が伸びて、2か所から発根しています

ランナーを切ってみました

まだつけていた果実
ちなみに、実習でヤマトグサの雌花の探し方を伝授してしまいました。ヤマトグサの雌花を見たことがある人が、今年から続々と増えると思います笑
今後もヤマトグサの様子をお伝えしていきます!

2026年6月17日水曜日

フィールドナビ2026(6/9)五十嵐キャンパス

 フィールドナビ2026(6/9)五十嵐キャンパスでの様子です。フィールド科学分野の研究ってどんなもの?」「新潟⼤学ではどんな研究ができるの?」ということで、各研究室の紹介をする企画です!演習林でも紹介を行いました!
にぎやかです!

演習林は入口すぐそば
多くの方が聞きに来てくれました
担当してくれた学生さん、ありがとうございました!

最後に佐渡からの夕日

2026年6月15日月曜日

実習中の一コマ植物(6/13-14)

さて、実習の合間に、Mくんから教えてもらったシナノキの異常事態を観察。
シナノキ、弱っている感じなので毛虫でも発生したのかなと思っていたところ…
確かに葉っぱが落ちているけど、
葉は健全
葉柄に必ず傷跡があると
Mくんが言っておりましたが、ほんとうにある…
こんな感じで、ぼちぼち、葉っぱが落ちていますが
葉自体は、きれいですよね。。。

いったい何者のの仕業なのか、教えてください。ちなみにシナノキハツノフシと呼ばれる虫こぶ(フジダニの)がありましたが、それは関係ななそうです。

すでにアジサイの仲間たちが花を咲かせ始めていました・
ノリウツギはつぼみ

アジサイに見せかけて、ガマズミ

こちらはエゾアジサイ
青が美しい

こちらはツルアジサイ
色がきれいな
ニワトコの実(アジサイではありません)

たくさん、載せたい生物情報があるのですが、とりあえず基礎農林での一コマでした。