2026年9月3日木曜日

リスクマネジメント実習A日程(8/31-9/3)

フィールドワーカーのためのリスクマネジメント実習(佐渡)のA日程が開催されました。
リスクマネジメント実習とは、野外におけるフィールドワークを行う上での行動技術や危機回避技術を学ぶことができる実習です。

初日は消防署で救急救命の訓練を行った後、演習林宿泊施設で天気図や地図の読み方に関する講義を行います。外でバンディング(鳥の標識調査)の設置準備を手伝っていたので、外から講義室の様子を映しました笑
夜も更ける中、熱心に講義を聞いています

二日目は登山です。今回は関から金剛杉、山毛欅ヶ平山の登山道を歩きました。地図を参考に学生の力で道を確かめつつ進みます。登山道の途中では名前を知らない植物を採取したり(かえって調べます)、10m×10mの植生断面図の作成も行います。
途中、金剛杉で撮影
分からない植物は採取して、帰って調べます
これは!
スッポンタケの仲間の幼菌
割るとゼリー状の中にキノコがねむっています

ツルニンジン

登山を終えると夜はロープワークの講義です。
ライフハックに使えそうな結び方もたくさん学び、みなさん楽しそうです。
翌日の実習で実際に紐を結んで
自分の命綱にするため、
真剣に学びます

テントの設営方法も学び、宿泊もテントで行います。
朝焼けとテント

3日目は車のリスクマネジメント。タイヤ交換、バッテリーの復旧を実際に自分たちの手で行います。
タイヤも交換

午後からは本実習のメインである木登り・懸垂下降です!
恐怖を感じる高さ

学生さんたちはおっかなびっくり、しかし、実際にはうまく降りてきます。

みなさんお疲れ様でした!再来週はB日程の学生さんのリスクマネジメント実習です。

最後におまけ…実習期間中にK君が行っていたバンディング。オオヨシキリに足環をつけています。
鳥類標識調査(バンディング)

バンディングは夜が明ける前から準備

2026年8月24日月曜日

立正大学のフィールドワークA実習(8/18-21)

 8月18日~21日には、立正大学による共同利用実習「フィールドワークA」が実施されました。学部1、2年生が参加する実習で、佐渡の多様な環境を見学して知見を深めました。

初日の講義の様子。長旅のあとにも関わらず、皆さん頑張っています。




2日目は演習林での植生観察。人工林、金剛杉、大王杉の王道ルートに加え、大倉シラバにも足を運んだようですね。




こちらは3日目の小佐渡での実習の様子。田んぼビオトープでの生き物観察やトキテラス観察塔でのトキの観察を行いました。

最終日は大野亀を巡検し、すべての行程が終了!ほぼすべての日程で晴れていて、素晴らしい実習日和でしたね。おつかれさまでした!

(K.S.)

2026年8月19日水曜日

東京都立大学の生態学野外実習(8/6-11)

 8月6日~11日には、東京都立大学の生態学野外実習が実施されました。
野生動植物に関する調査、解析、研究方法について学ぶ実習で、6日間にわたる実習の中でデータ収集から統計処理や結果のまとめまでを一挙に行うパワフルな実習となっています。

初日は演習林到着後、近くの海岸でピットフォールトラップを設置。ハサミムシやダンゴムシなどの浜辺の分解者を狙います。

2日目以降は朝から演習林へ入り、人工林で調査をしたり...

天然林の林道でベイトトラップをしかけてアリやゴミムシを狙ったり。

翌日、トラップを確認すると...

たくさん取れているようです!

風衝地では植物の調査を実施。

区画を設定し、その中の植物の種名や個体数について調べます。

林道内の決まったエリアを歩き、そこに出現する特定の植物の数をすべて数える調査も...!

対象種のひとつ...かどうかはわかりませんが、風衝地できれいに咲くツリガネニンジン。

毎年ひとりひとりの学生がとても興味深い調査をしていて、発表を聞けないのがとても残念でなりません。いつかこれらの研究成果を演習林で報告してもらえる機会を作りたいですね!
(K.S. )

2026年8月15日土曜日

演習林宿泊施設の目の前は海

演習林宿泊施設の目の前は海。おおきなマダラウミウシやシロウミウシ、イシダイやなんかの卵やなんかの稚魚(ウツボ?)がいました。ヒラワツナギソウもそこここで光っていて美しいです
マダラウミウシ

いつものアメフラシ

いつものシロウミウシ

イシダイ稚魚

なんかの稚魚(ウツボ?)

ヒラワツナギソウ(ぼけていますが)
は、たくさん光っています

浅瀬にはなんかの卵がいっぱいありました
(ぼけていますが)

佐渡は海も山も川も田んぼも、満天の星空と流星も、大満喫できますね!

2026年8月13日木曜日

佐渡のひまわり畑(小川と石名)

 佐渡にはひまわり畑がたくさんありますが、外海府には有名な小川のひまわり畑ではなく、演習林のある小田地区の手前(相川から行ったとき)の石名のひまわり畑は、今年、とてもいい感じです!小川と石名のひまわり畑をお届けします。
石名のひまわり畑
今年はとても大規模で満開です!

そして人も少ないので、超穴場

こちらは小川のひまわりとアブ

小川のひまわり
石名よりはちょっとばらつきがあって小規模

小川の白いひまわり
佐渡はいろんなところにひまわり畑があります。海や空をバックに撮影できますよ

2026年8月5日水曜日

International Field Course on Ecological Sustainability in Sado Island 佐渡自然共生国際実習(7/27-31)

 We had the international training course called "International Field Course on Ecological Sustainability in Sado Island" in July 27-31. This year, 8 people participated, including international students from China, Malawi, and Bangladesh.

7月27日~31日には、佐渡自然共生国際実習が開催されました。今年は中国やマラウイ、バングラデシュなどから8名の学生が参加してくれました。



These are some photos from our fieldwork at Niigata University Forest on the 2nd day. We toured areas such as the riverine forest, natural cedar forest, wind-exposed area and observed material cycling from rivers in the forest to the sea.
2日目の演習林での実習の様子。河畔林やスギ天然林、風衝地を周り、森―川―海の物質循環を学びました。


Also, due to bad weather on the afternoon of the 2nd day, we changed our plans and visited the Sado Gold Mine in Aikawa.
また、2日目の午後は悪天候のため予定を変更し、相川の佐渡金山を見学しました。




On the 3rd day, we visited Mt. Donden and learned about the semi-natural grassland ecosystem. The weather was very foggy, so I think we were able to enjoy the unique atmosphere of Sado’s mountains.
3日目には、ドンデン山を見学し、半自然草原の環境を学びました。とても霧が深い天気で、佐渡の山ならではの雰囲気を楽しめたのではないでしょうか。






On the 4th day, we traveled to the Kuninaka area, where we attended lectures and took a field trip focusing on the Japanese crested ibis and Japan’s satoyama landscapes. The participants listened very attentively, and we were able to collect many different creatures, including aquatic insects, medaka fish, and crayfish.

4日目には国仲地域へ移動し、トキや日本の里山に関する講義と見学を行いました。参加者の皆さんはとても積極的に聞き入っていて、水生昆虫やメダカ、ザリガニなどたくさんの生物を採集できました。

Japan’s remote islands, including Sado Island, seem to be very popular—especially among international visitors from mainland countries—because they truly embody the essence of Japan as an island country. Did these students get to fully experience that island essence? Even after returning to your home countries and universities, please make the most of this experience and keep up the good work!

佐渡島を含む日本の離島は、特に大陸地域出身の外国の方から見ると、いかにも島国日本感があってとても人気が高いようです。留学生のみなさんは島国感を満喫できたでしょうか?自国や自大学に帰っても、この経験を存分に生かして頑張ってくださいね!

(K.S.)