2018年9月17日月曜日

トルコ留学生実習(8/24-25)

さて、先月の実習になりますが、新潟大学に短期・長期で留学しているトルコの大学の学生さんが佐渡に来島しました。初日はトキの森公園や金山を見学後、佐渡ステーションで懇親会です。
台風の影響を考慮して、
BBQでなくオードブルでパーティーです。
二次会の様子。
佐渡研の学生も参加です。
2日目は演習林見学。本間先生の案内で、多様なスギの生育地を見学しました。
森へ入る前の注意です。
大きな2つに分かれたスギに感動~
そして大王杉
トンネルのようなスギを潜ります
霧が良い感じですね!
金剛杉
車座で昼食
連結杉の前で記念撮影
風衝地は、その名の通り強風。
霧で崖は見えません…
最後に千手杉。
日本語をかなり覚えている留学生から
千手の意味の質問が。
千手=たくさん手がある=たくさんという意味
杉の年輪を数えて、長く生きてきた歴史を想います
みなさん、楽しんでいただけたでしょうか?今度は私たちがトルコに行きたいです!

2018年9月16日日曜日

育林系演習及び実習(9/2〜9/7)

 皆さま、こんにちは。気がつけば、今年度の実習も残す所あと数回になってきました。最後まで気を引き締めていきたいと思います。

 さて、学内実習の紹介です。農学部の生産環境科学科森林コース3年生、32名が育林系演習及び実習のために5泊6日で来島しました。この実習は、佐渡の植生・土壌と人工林施業の一連の流れについて実地で学びます。佐渡の植生・土壌については、五十嵐キャンパスの農学部の教員が担当し、演習林の教職員は、主に後半の人工林施業の指導を行っています。

人工林の施業の実習では、最初に使用する道具(ナタ)の手入
れから始めます。教員からナタの扱いの注意を受け、早速研ぎます!
隣の人と十分に間隔を取り、二種類の砥石を
用いて一心不乱に研いでいきます。
手元には十分注意して・・・
手入れをしたナタを使って、下草刈りを行います。
草刈りは、育てている木に十分に栄養をいき渡らせ、
間伐などの作業をスムーズに行うために、
地味ですが重要な作業の一つです。
ナタとノコギリを使って、どんどん作業を進めていきます。
(何度も書きますが・・・)ナタで作業するときは、
隣の人と十分に間隔を空けて!
30分もすると、人工林の林床がすっきりとしてきました。
次は、間伐作業です。いきなり木を切るのではなく、
林内を見渡し、残った木がより良く成長できるように、
成長具合や樹形、位置をみて、伐採する木を選びます。
技術職員さんの指導の元、いよいよ切ります!
上手に伐採できたでしょうか・・・
一本はしごを用いて枝打ちも行いました。
安全帯、ヘルメットをつけて約6mの高さまで登り、
枝をノコギリなどで切っていきます。
昨年までに使用していた梯子が経年劣化
で使えなくなったので、今年新調したばかりの梯子です!
ささやかですが、打ち上げも行いました。
学生の皆さん、5泊6日の長い実習お疲れ様でした!
オードブルとお菓子に舌鼓をうち・・・
最後にはボスのケーナも響き渡りました。

 今回、実習に参加した、ほとんどの学生さんは9月末にも別の実習で来島します。9月初めと比べるとだいぶ寒くなってきていますので、防寒着を忘れずに!

2018年9月7日金曜日

東邦大学理学部1年生 野外基礎実習(8/27〜8/30)

 皆さん、こんにちは。演習林の山の上では、そろそろ秋の気配が漂ってきています。

 さて、8月27日から30日の3泊4日で東邦大学理学部の野外基礎実習の一部が今年も佐渡ステーションで行われました。1年生、TA、教員あわせて18名が来島されました。さらに、今年は特別に新潟大学の学生2名が実習に参加させて頂きました。ありがとうございました!

 この実習では、東邦大学の小沼先生の指導の下、貝食性のマイマイカブリの狭頭型(主に本州のマイマイカブリ)と巨頭型(サドマイマイカブリ)の二型が、なぜそのような進化がをしたのかを考察するためにサドマイマイカブリの行動観察やカタツムリの形態計測を行っています。

初日の夕方は、佐渡ステーションの阿部助教が
佐渡の自然についての講義を行いました。
翌日は、フィールドに出る前に、小沼先生から実習全体の概要や
野外での注意点などのレクチャーがありました。
野外では、ピットホールトラップの説明と仕掛け方のレクチャーの後、
早速、学生さんらが仕掛けます。あっとう間に沢山のトラップが・・・

この後、別の場所でカタツムリも探しました。
大っきい!
カタツムリの交尾。初めて見ました!
捕まえたカタツムリは大きさや種類を記載しました。

翌日、どうだった〜?と、トラップのコップを覗き込む
学生さんら。やっぱり、結果は気になりますよね。
ちなみに、こちらが皆さんのお目あてだったサドマイマイカブリ。
行動観察の結果はいかに??
3日目の夜は、阿部助教が島の生物の進化についての
講義を行いました。

今回のBBQ、ひと際目を引いたのがこちら・・・
タイのお頭〜。別の実習からの頂き物でした。
かなりの身が詰まったお頭でした!
皆さん、いい食べっぷりでした!
東邦大の皆さん、佐渡の自然はいかがでしたか?またのご来島をお待ちしています!

2018年9月5日水曜日

佐渡研究室紹介、研究室訪問を実施中

 皆さま、こんにちは。この時期、新潟大学農学部の3年生は4年生からの研究室配属に備え、興味のある研究室や教員を訪問しています。佐渡研究室では、生産環境科学科森林環境学コースのほとんどの3年生が参加する育林系実習時に研究室紹介、研究室訪問を行っています。

先ほど、佐渡研究室の学生による研究室紹介を行いました。
自由参加ですが、ほとんどの学生さんが参加してくれました。
佐渡やその他の調査地でどのような研究を行っているのか、
佐渡研でのイベントなどを笑いを交えて紹介してくれました。
調査中に出会える様々な生物
また、四年生と修士1年生は、
個別に自分の研究紹介も行いました。

 研究紹介のあとは、希望学生による、各教員、佐渡研学生への研究室訪問が行われており、盛り上がっているようです。

 今回、タイミングを逃した学生さんも、まだまだ機会はありますので、ご希望の方は、各教員にアポイントメントを取って訪問して下さい。

2018年9月3日月曜日

公開臨海実習「海洋生物学コース【海洋生物多様性実習】」、佐渡ステーション施設見学 (9/1)

皆さま、こんにちは。あっという間に9月になってしまいました。
 
 さて、今年も公開臨海実習の一部として、佐渡ステーションへの立ち寄り、佐渡演習林の紹介、施設見学、そして大野亀を案内させて頂きました。

 公開臨海実習の様子は、臨海実験所のブログでも紹介されていますので、ぜひそちらもご覧になってください。
 
さっそく、演習林紹介映像「学びの森 佐渡演習林」を
見ていただきます。
施設見学では、ステーションの壁に貼っている、佐渡研の教員、学生のポスターも興味深く見ている様子でした。また、佐渡ステーションでどのような実習を行っているのかにも興味を持って頂き、参加できる実習があれば、是非参加したいとの事でした。お待ちしております!

今日の大野亀はくもり。
カンゾウの時期は、一面、黄色に染まります。

大野亀から二ツ亀をながめて、
本当に亀みたいとはしゃぐ実習生。
大野亀を一周散策しました。

ツリガネニンジンが咲いていました。

学生の皆さん、次は佐渡ステーションの実習でお会いできる事を期待しています!

2018年9月2日日曜日

2018佐渡国際トライアスロン 速報

皆さま、こんにちは!今日の佐渡は久しぶりに晴れています。

今年も、ボスが佐渡国際トライアスロンのBコースに挑戦中です!
無事に2kmのスイムを終え、バイクスタートです。

前々日までの調査の疲れもなんのその。声援に笑顔で返す余裕も!

バイクは108km!かんばってください~。
 ただ今、小佐渡を快走しているのではないでしょうか?ボス、完走目指して、がんばってください!