さて、学内実習の紹介です。農学部の生産環境科学科森林コース3年生、32名が育林系演習及び実習のために5泊6日で来島しました。この実習は、佐渡の植生・土壌と人工林施業の一連の流れについて実地で学びます。佐渡の植生・土壌については、五十嵐キャンパスの農学部の教員が担当し、演習林の教職員は、主に後半の人工林施業の指導を行っています。
人工林の施業の実習では、最初に使用する道具(ナタ)の手入
れから始めます。教員からナタの扱いの注意を受け、早速研ぎます!
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隣の人と十分に間隔を取り、二種類の砥石を 用いて一心不乱に研いでいきます。 |
手元には十分注意して・・・ |
手入れをしたナタを使って、下草刈りを行います。 草刈りは、育てている木に十分に栄養をいき渡らせ、 間伐などの作業をスムーズに行うために、 地味ですが重要な作業の一つです。 |
ナタとノコギリを使って、どんどん作業を進めていきます。 (何度も書きますが・・・)ナタで作業するときは、 隣の人と十分に間隔を空けて! |
30分もすると、人工林の林床がすっきりとしてきました。 |
次は、間伐作業です。いきなり木を切るのではなく、 林内を見渡し、残った木がより良く成長できるように、 成長具合や樹形、位置をみて、伐採する木を選びます。 |
技術職員さんの指導の元、いよいよ切ります! 上手に伐採できたでしょうか・・・ |
一本はしごを用いて枝打ちも行いました。 安全帯、ヘルメットをつけて約6mの高さまで登り、 枝をノコギリなどで切っていきます。 |
昨年までに使用していた梯子が経年劣化 で使えなくなったので、今年新調したばかりの梯子です! |
ささやかですが、打ち上げも行いました。 学生の皆さん、5泊6日の長い実習お疲れ様でした! |
オードブルとお菓子に舌鼓をうち・・・ |
最後にはボスのケーナも響き渡りました。 |
今回、実習に参加した、ほとんどの学生さんは9月末にも別の実習で来島します。9月初めと比べるとだいぶ寒くなってきていますので、防寒着を忘れずに!
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