2018年9月16日日曜日

育林系演習及び実習(9/2〜9/7)

 皆さま、こんにちは。気がつけば、今年度の実習も残す所あと数回になってきました。最後まで気を引き締めていきたいと思います。

 さて、学内実習の紹介です。農学部の生産環境科学科森林コース3年生、32名が育林系演習及び実習のために5泊6日で来島しました。この実習は、佐渡の植生・土壌と人工林施業の一連の流れについて実地で学びます。佐渡の植生・土壌については、五十嵐キャンパスの農学部の教員が担当し、演習林の教職員は、主に後半の人工林施業の指導を行っています。

人工林の施業の実習では、最初に使用する道具(ナタ)の手入
れから始めます。教員からナタの扱いの注意を受け、早速研ぎます!
隣の人と十分に間隔を取り、二種類の砥石を
用いて一心不乱に研いでいきます。
手元には十分注意して・・・
手入れをしたナタを使って、下草刈りを行います。
草刈りは、育てている木に十分に栄養をいき渡らせ、
間伐などの作業をスムーズに行うために、
地味ですが重要な作業の一つです。
ナタとノコギリを使って、どんどん作業を進めていきます。
(何度も書きますが・・・)ナタで作業するときは、
隣の人と十分に間隔を空けて!
30分もすると、人工林の林床がすっきりとしてきました。
次は、間伐作業です。いきなり木を切るのではなく、
林内を見渡し、残った木がより良く成長できるように、
成長具合や樹形、位置をみて、伐採する木を選びます。
技術職員さんの指導の元、いよいよ切ります!
上手に伐採できたでしょうか・・・
一本はしごを用いて枝打ちも行いました。
安全帯、ヘルメットをつけて約6mの高さまで登り、
枝をノコギリなどで切っていきます。
昨年までに使用していた梯子が経年劣化
で使えなくなったので、今年新調したばかりの梯子です!
ささやかですが、打ち上げも行いました。
学生の皆さん、5泊6日の長い実習お疲れ様でした!
オードブルとお菓子に舌鼓をうち・・・
最後にはボスのケーナも響き渡りました。

 今回、実習に参加した、ほとんどの学生さんは9月末にも別の実習で来島します。9月初めと比べるとだいぶ寒くなってきていますので、防寒着を忘れずに!

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