2018年9月7日金曜日

東邦大学理学部1年生 野外基礎実習(8/27〜8/30)

 皆さん、こんにちは。演習林の山の上では、そろそろ秋の気配が漂ってきています。

 さて、8月27日から30日の3泊4日で東邦大学理学部の野外基礎実習の一部が今年も佐渡ステーションで行われました。1年生、TA、教員あわせて18名が来島されました。さらに、今年は特別に新潟大学の学生2名が実習に参加させて頂きました。ありがとうございました!

 この実習では、東邦大学の小沼先生の指導の下、貝食性のマイマイカブリの狭頭型(主に本州のマイマイカブリ)と巨頭型(サドマイマイカブリ)の二型が、なぜそのような進化がをしたのかを考察するためにサドマイマイカブリの行動観察やカタツムリの形態計測を行っています。

初日の夕方は、佐渡ステーションの阿部助教が
佐渡の自然についての講義を行いました。
翌日は、フィールドに出る前に、小沼先生から実習全体の概要や
野外での注意点などのレクチャーがありました。
野外では、ピットホールトラップの説明と仕掛け方のレクチャーの後、
早速、学生さんらが仕掛けます。あっとう間に沢山のトラップが・・・

この後、別の場所でカタツムリも探しました。
大っきい!
カタツムリの交尾。初めて見ました!
捕まえたカタツムリは大きさや種類を記載しました。

翌日、どうだった〜?と、トラップのコップを覗き込む
学生さんら。やっぱり、結果は気になりますよね。
ちなみに、こちらが皆さんのお目あてだったサドマイマイカブリ。
行動観察の結果はいかに??
3日目の夜は、阿部助教が島の生物の進化についての
講義を行いました。

今回のBBQ、ひと際目を引いたのがこちら・・・
タイのお頭〜。別の実習からの頂き物でした。
かなりの身が詰まったお頭でした!
皆さん、いい食べっぷりでした!
東邦大の皆さん、佐渡の自然はいかがでしたか?またのご来島をお待ちしています!

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