1月12〜13日にかけて朱鷺メッセで 2013 Niigata Graduate Research Forum が開催されました。これは、新潟大学大学院自然科学研究科(理学、工学、農学の合同の大学院過程)が主催したもので、12日は大学院生のポスター(70人)、オーラル発表(46人)、13日は教育フォーラムが開催されました。参加大学は、中国、韓国、台湾、タイ、イギリスなどです。ポスター発表には佐渡研究室の長島君も参加し、みごとポスター賞(6人)に輝きました。おめでとうございます。教育フォーラムではダブルディグリー(二つの大学から博士号を取得)プログラムの成果と問題点について学生と受け入れ教員から報告がありました。他国の大学の学生はこの制度を使って新潟大学でも学位を取得しようと考えているようでしたが、日本の学生はあまり積極的ではないようでした。あるタイのマスターコースの学生は私に新潟大学で将来ダブルディグリープログラムに参加したいので、その可能性について尋ねてきました。昨今、日本の学生の留学が減少していると問題になっていますが、その傾向がここにも現れているようでした。本来であれば、このフォーラムは海外の学生と交流できる良い機会なので、大学院生のみならず学部生も参加すればいい刺激になると思います。