2012年9月9日日曜日

9/6-8まで佐渡島(約855k㎡)の隣にある粟島(約10k㎡)と村上市の新保岳へ行ってきました。

一面、クズに覆われています。
クズに勝てるのはネナシカズラだけ?
見える高木はケヤキ、エゾイタヤカエデ、エノキばかり・・・
佐渡には報告がないクロマルハナバチのオスがいました(はじめは「まさかエゾオオマル?」と思いました。。色以外は佐渡でもよく見るオオマルハナバチに似ていたので)。固有亜種のアオマイマイカブリも見られました(青より紫に見えるけど?と思いましたが、アオは粟島がアオシマと言われていたことから由来するそうです)。残念ながらマイマイカブリの写真は撮っていません。
ハウチワカエデやシナノキが出てきた林分でミズナラを探すも見つからず・・・
海を覗くとギンカクラゲが沢山いました(カッパの頭みたいです)。
1日半で、山の稜線を歩いてきました(資料館の模型)。
100年以上前からの放牧や開拓で、島の大部分が伐採された後の植生のようです。開拓後、エゾイタヤカエデやケヤキが優勢に・・・。そのメカニズムが気になります。数少なく残っていたという、ブナ科はどこにあったのでしょう・・・。今回は残念ながら見つけられませんでした。オオバボダイジュは3本ありましたが、ホオノキは見つけられませんでした。あっても良さげな樹木がない!というのが、総じて粟島の印象でした。
また、島には数頭のシカが近年逃げたようで、その影響も気になりますね。

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