8月最後の実習は、新潟大学の公開森林実習「フィールドワーカーのためのリスクマネジメント入門」8/27〜8/30(森林環境FC実習)でした。この実習は、フィールド調査を頻繁に行う学生を対象としており、フィールド調査を安全かつ確実に行うための基礎技術(天気予測、救急救命法、ロープワークなど)を学びます。今回は、新潟大学から8名、東京農工大学から2名、京都大学から1名、計11人が参加しました。
1日目の講義・実習「フィールド調査における自動車運転」
車が山道でトラブルを起こした際の対処方法等を学びます。
パンクを想定して、ジャッキアップ+タイヤの付け替えなどしました。
石花の大佐渡自然遊歩道からスタート!皆さん、コンパスと地図を持ち、真剣な表情です。
野外には、トゲや毒をもつ植物もあります。うかつに触れないように気をつけて!
眺めの良い場所で一休み。ゴールまで、あと少し。
3日目は、懸垂下降(崖をザイルを使って降りる)、木登り調査、野外露営(キャンプ技術)と盛りだくさんです。
ハーネスを取り付けて、懸垂下降に挑みます。文字通りの命綱です。しっかりと、安全確認を!
順番が来るまで、昨日ならったロープワークの復習をする人も・・・
足下をしっかり確認しながら、約10mの崖を慎重に降ります。
木登り調査法でもハーネスとザイルは必須です。
ボスともなれば、木の上でバナナを食べる余裕っぷり!
テントの設営は初めての人も多く、四苦八苦している班も。
もちろん、食事も作ります。野外での調理は手早さと要領の良さが大事!!
ガスで見事に白米を炊き上げた班も!
この日はテント泊でしたが、夜中の4時くらいから雷が鳴りだしたので、急遽撤収することになりました。雨が降る直前に撤収が完了し、一安心。
3泊4日の行程でこの他にも、天気図の読み方、救急救命法の実習など行いました。皆さま、お疲れさまでした!くれぐれも安全に気を配って、野外調査をがんばってください!