5月から始まった佐渡ステーションの実習も10月で一息つきました。一昨年に教育関係共同利用拠点に認定されてから、他大学からの実習がうなぎ上りに増えています。実習はシーズンオフに入りますが、われわれ教員の研究はこれからがシーズンインです。調査、実験、ワークショップなど自分の研究のみならず、卒業研究や大学院生の研究のまとめなどで充実した日々が待っています?
私は先日、奥秩父のシオジ林で行っている開花結実の調査に行ってきました。今年の奥秩父の中津川渓谷では例年になく美しい紅葉が見られました。調査地では双眼鏡を使って、樹木の結実状況をしらべました。樹上では風が吹いているので、長時間双眼鏡を見ていると船酔いをしているような気分になります。今年の所結実状況は、並より少ないという感じでした。春には同じように開花調査を行っています。この調査も今年で25年目を迎え、11月中旬に台湾の東華大学で開催される日台生態学ワークショップで研究成果を紹介してきます。
奥秩父中津川の紅葉
シオジを優占種とする奥秩父の渓畔林
シオジの結実状況:この個体は豊作です
ボス
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