3月27~29日で開催された第133回日本森林学会大会で佐渡研究室所属の木村悠里さんがポスター賞を受賞しました!
佐渡研では久しぶりのポスター賞です、おめでとうございました!
以下、木村さんからのご挨拶です。
こんにちは。
佐渡研4年の木村悠里です。
私はこの1年間、「コナラ・ミズナラにおける萌芽と潜伏芽の関係」というテーマで卒業論文に取り組んできました。
X線CT画像を解析して、萌芽(ひこばえ)のもととなる潜伏芽の貯蔵メカニズムを明らかにしようとするものです。
その研究成果が、3月27〜29日にかけて行われた日本森林学会にて、なんとポスター賞に選出していただきました!
まさか自分がと思っていたので、とても驚いています!!
これもひとえに本間先生をはじめとした演習林の先生方、職員の皆様、佐渡研の皆さんのおかげです。
沢山の方のご支援に恵まれて、不自由なく調査を進められたり論文を取りまとめられたりすることができました。
ありがとうございました。
今となっては「楽しかったな〜」と思えますが、思い返すと苦労も多くありました。
機械に疎い私にとっては、膨大な画像データを解析することは、なかなかの苦行でした。
パソコンも人間もフリーズして、気がついたら夜が明けていたこともありました。
それから、CT画像撮影のためにサンプルの樹皮を剥がしている際にカミキリムシの幼虫が出てきた時は半泣きでした(最後に数えたら143匹でした…もう慣れましたが。笑)。
明日から社会人1年生になりますが、卒論期間を乗り越えたことを自信に、新しい環境で頑張っていきたいと思います。
萌芽の研究も、無事後継ぎが決まったので、さらに発展することを期待しています!
最後に佐渡研のみなさん!
就職する人、進学する人、進級する人それぞれですがお互い頑張りましょう!
楽しい1年間を、ありがとうございました!!!
佐渡演習林での調査風景