7月5~8日の日程で、日本大学の造林学実習がありました。
この実習は今回が初めての試みで、当演習林としてもコロナ禍に突入して以降初めての大型の共同利用実習となりました。
演習林のスギ人工林を利用して森林施業について学びました。
ここからは時系列に沿って実習の様子を振り返りたいと思います。
まず初めに森林施業では欠かせない手道具の手入れから行いました。
技官さん達の指導の下皆さん一生懸命に鉈研ぎに励んでいました。
ツバメの親子も実習の様子を見守っていました。
手道具の準備が整った後はいよいよ山に登ります。
今回の実習ではスギ人工林の毎木調査を行いました。
毎木調査ではプロット内の全てのスギにタグ付けし胸高周囲長(地際から1.3m部分の太さ)を測定します。
地味で根気のいる作業ですが森林の状態を知る上で重要な調査です。
続いて、枝打ちとチェーンソーの取り扱いについて学びました。
学生たちは先生や技官さん達の話を真剣に聞き、慎重に作業を進めてくれたので大きな事故もなく無事に作業を終えることができました。
実際に機械を扱ってみることでその便利さと危険さを体感的に学ぶことができたのではないかと思います。
最後にスギの植栽を行いました。
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