2023年3月31日金曜日

佐渡の春植物_小佐渡

 まだまだ早春の時期ですが、小佐渡ではすっかり雪もなくなっていました。日当たりが良いところではユキツバキも咲いていました。
キブシ越しのユキツバキ

群生するフクジュソウ

ナガハシスミレ

ショウジョウバカマ

2023年3月30日木曜日

演習林ソメイヨシノ7-8部咲き!

 演習林の玄関前のソメイヨシノ、例年より早く開花し(おそらく週末ごろ)、すでに7-8分咲です。今週末は満開になりそうです。例年より1週間程度早そうですね。
演習林のソメイヨシノ

7-8分咲かな
春の海。穏やかで空と海との境がほとんどないですね。シャキシャキの春ワカメ食べたくなりますね。
演習林前の海

2023年3月27日月曜日

JSTさくらサイエンスプログラム実習_佐渡島(2/27-3/3)

 2月27日-3月3日の日程でシーサンパンナ熱帯植物園の学生を対象にJSTさくらサイエンスプログラム実習を佐渡島で実施しました。

この実習では佐渡の森里海に跨る豊かな自然環境について実際の作業等を通じて体験的に学ぶことを目的としています。

今回の実習では中国、タイ、スリランカ、ネパールから計11名+αが参加しました。

まず初めに小佐渡で行った里山パートです。

里山パートでは、小佐渡周辺のビオトープでの生き物観察や野生のトキの観察を行いました。

海パートでは、臨海実験所前の海でネットを用いたプランクトン採集と岸壁採集を行いました。

内陸の雲南省から来た参加者の中には海を初めて見る学生もおり、とても感慨深げでした。

採集した生き物は実験室に持ち帰り顕微鏡で観察しました。




岸壁採集で捕獲されたワレカラ

最後は森林パートです。

森林パートでは、演習林の雪山登山を体験しました。

臨海実験所では初めて海を見る学生がいましたが、雪を見るのも初めてという学生もおり、初めて尽くしの実習となりました。


今回の実習では短い期間でしたが佐渡の豊かな自然環境について体験的に学ぶことができたのではないでしょうか。

また機会があれば是非佐渡に来てもらいたいと思いました。

2023年3月22日水曜日

佐渡自然共生科学センターシンポジウム2023(3月25日(土)13:30-16:00)

佐渡自然共生科学センターシンポジウム2023(3月25日(土)13:30-16:00)を開催します。
会場(トキ交流会館)またはオンラインの参加を選択できます(事前申しみが必要です)。
詳細はポスターよりご確認ください。

2023年3月16日木曜日

【第70回日本生態学会大会】佐渡研からの発表

第70回日本生態学会大会が明日から始まります(オンライン)。
学部生は無料なのでぜひ登録してみてください。よろしければ佐渡研の発表(ポスターと自由集会)も見に来てください!

【自由集会3/19】
日本から発信する島嶼生物学4-island syndrome(植物編)ー島嶼の送粉者相と花形質の進化
平岩将良(近畿大学), 渡邊謙太(沖縄工業高等専門学校), 水澤玲子(福島大学), 阿部晴恵(新潟大学), 安藤温子(国立環境研究所), 丑丸敦史(神戸大学)

【ポスター発表】
・水田ビオトープ内に設置された土側溝が水質と水生昆虫に与える影響
  原 彩峰 1 古郡 憲洋 1 本間 航介 1 ( 1. 新潟大学 )

・水田ビオトープにおける水際の形状の違いが水生昆虫群集に与える影響
  古郡 憲洋 1 本間 航介 1 ( 1. 新潟大学 )

・島嶼性ツリガネニンジンの昼夜におけるポリネーターシフトについて
  熱方 悠人 1 岡崎 純子 2 長谷川 匡弘 3 阿部 晴恵 1 ( 1. 新潟大学 2. 大阪教育大学 3.大阪市立自然史博物館 )

・日本の島嶼域に隔離分布するオキナワハイネズ近縁種群の分子系統地理学的解析
  田口 裕哉 1 髙橋 大樹 1 伊東 拓朗 2 田金 秀一郎 3 菅原 崚太 4 5 小栗 恵美子 4 阿部 晴 恵 6 陶山 佳久 1 ( 1. 東北大・農 2. 東北大・植物園 3. 鹿児島大・博物館 4. 東京学芸大・教育 5. 都立大・牧野 6. 新大・佐渡セ )

・ツバキ亜属に寄生するツバキキンカクチャワンタケの環境適応
  堀田 崇仁 1 松倉 君予 2 阿部 晴恵 1 ( 1. 新潟大学 2. 日本大学 )

・都市部、非都市部及び島嶼部におけるシマヘビの形態変異とその要因
  小林 幸平 1 渡部 侑果 2 澤田 聖人 3 阿部 晴恵 4 ( 1. 新潟大学・農 2. 新潟大学院・自 3. 筑波大学院・理工 4. 新潟大学 )

・佐渡島の山地と平野間におけるモリアオガエルの形態変化と遺伝子流動
  藤田 健 1 田口 裕哉 2 澤田 聖人 3 陶山 佳久 2 阿部 晴恵 1 ( 1. 新潟大学 2. 東北大学 3. 筑波大学 )

・ヤマトグサの個体群維持に対する夏季の上昇霧の影響
  指村 奈穂子 1 鈴木 正樹 1 古本 良 2 阿部 晴恵 3 ( 1. 日本自然環境専門学校 2. 林木育種センター 3. 新潟大学佐渡センター )

・訪花昆虫相シフトはツリガネニンジンの形態と蜜分泌特性の分化を引き起こしているのか
  岡崎 純子 1 仙田 耕大 1 酒井 優奈 1 川村 三志夫 1 名波 哲 2 長谷川 匡弘 3 阿部 晴恵 4 ( 1. 大阪教育大学 2. 大阪公立大学 3. 大阪市立自然史博物館 4. 新潟大学 )

・佐渡島の魚食シマヘビが担う物質循環機能
  渡部 侑果 1 澤田 聖人 2 小林 幸平 3 長谷川 雅美 4 飯田 碧 5 阿部 晴恵 5 ( 1. 新潟大・自 2. 筑波大・理工 3. 新潟大・農 4. 東邦大・理・生物 5. 新潟大・佐渡センター )

・日本列島におけるホタルブクロの系統地理
 阿部 晴恵 1 松尾 歩 3 陶山 佳久 2 ( 1. 新潟大・佐渡自共セ 2. 東北大学農学研究科 3. GENODAS )

2023年3月12日日曜日

オオミスミソウ咲いています!

3月になり暖かい日が続いておりましたが、今日こそは!と佐渡汽船を降りてすぐに山に向かったところ、やはり、咲いておりました。何年見ても、この瞬間は、笑っちゃいますね。うれしくて。




Spring has come.オオミスミソウ(Hepatica nobilis var. japonica form. magna

2023年3月9日木曜日

版纳植物园青年科技人员参加2023年度“樱花科技计划”交流活动(2/26-3/5さくらサイエンス実習)

2月26日から3月5日の日程で中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園(XTBG)からのさくらサイエンスプログラム実習がありました。こちらで報告する前に、XTBGのHPに報告がアップされましたので、リンクします。
日本語版は後日!

さくらサイエンス実習を境に春が来た?
晴れの天気が続いています

2023年3月6日月曜日

【佐渡ゼミ】環境DNAと生態系解析 ー大倉川流域の森林植生を対象としてー(3月17日18-19時※オンライン開催)

3月17日18-19時の日程でオンラインによる佐渡ゼミを開催致します。

講師は新潟大学助教の鈴木一輝氏に務めていただく予定です。

鈴木先生は土壌微生物学がご専門で現在は河川水中に含まれる陸生植物DNAの解析など幅広い分野の研究に取り組んでいます。

佐渡ゼミ当日は現在行っている環境DNA解析について佐渡の調査結果も踏まえながら詳しく解説をしていただく予定です。

参加を希望される場合は下記のURLから参加の申し込みをお願い致します。

https://docs.google.com/forms/d/13duQOO1CUXT8pOlcZPcGp2Hejw_Czuhi6ljzRqdNlag/edit

後ほど当日のzoom情報ご連絡致します。