2月27日-3月3日の日程でシーサンパンナ熱帯植物園の学生を対象にJSTさくらサイエンスプログラム実習を佐渡島で実施しました。
この実習では佐渡の森里海に跨る豊かな自然環境について実際の作業等を通じて体験的に学ぶことを目的としています。
今回の実習では中国、タイ、スリランカ、ネパールから計11名+αが参加しました。
まず初めに小佐渡で行った里山パートです。
里山パートでは、小佐渡周辺のビオトープでの生き物観察や野生のトキの観察を行いました。
海パートでは、臨海実験所前の海でネットを用いたプランクトン採集と岸壁採集を行いました。
内陸の雲南省から来た参加者の中には海を初めて見る学生もおり、とても感慨深げでした。
採集した生き物は実験室に持ち帰り顕微鏡で観察しました。
岸壁採集で捕獲されたワレカラ
最後は森林パートです。
森林パートでは、演習林の雪山登山を体験しました。
臨海実験所では初めて海を見る学生がいましたが、雪を見るのも初めてという学生もおり、初めて尽くしの実習となりました。
今回の実習では短い期間でしたが佐渡の豊かな自然環境について体験的に学ぶことができたのではないでしょうか。
また機会があれば是非佐渡に来てもらいたいと思いました。
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