2024年8月29日木曜日

佐渡演習林公開林間実習10月26日(土)(9/1締め切り)

佐渡演習林公開林間実習の募集中です!

開講日程 10月26日(土)  
場所:佐渡自然共生科学センター 演習林(佐渡市) 
受 講 料 1,100 円 
※ 学生(大学生以下)は無料です 
募集人数 20人  応募者多数の場合は抽選
時 間 9:00 集合 ~ 15:00 解散予定 
①室内講義:佐渡島の自然
②演習林: 森林性の生物(ネズミ・昆虫類)の観察 
③演習林: 佐渡島の天然 スギ林への招待

申し込み詳細はこちらをご覧ください(13番目です)
https://www.niigata-u.ac.jp/contribution/learning/open-learning/


2024年8月27日火曜日

東京都立大学の生態学野外実習(8/6-11)

 8月6日~11日には、東京都立大学の生態学野外実習が開催されました!
様々な動植物について調査・解析を行うハードスケジュール実習となっていました。


初日は海岸でトラップ設置!
徘徊性の土壌動物を狙っています。

2日目も朝からピットフォールトラップ設置!
今度は演習林内で、アリを狙った仕掛けです。

こちらは捕れた虫たちのソーティングの様子。
絵合わせでの同定には限界がありそう...

3、4日目にかけては植生調査とアサギマダラの吸蜜調査です。
コドラートを設定して植物の在不在データをとったり、
アサギマダラが吸蜜する時間を計測したりしました。

いつ見ても綺麗なアサギマダラ!
去年の猛暑のせいか、今年は数が少なめのようです。

最終日は、各自で決めた研究テーマに沿った計測と解析を行いました。

夜には発表会も行われました。
ピアレビューをするため、他の学生の発表も吟味して聞いています。

かなり長丁場でしたが、みなさん真面目によく頑張りました!お疲れさまでした~~















2024年8月26日月曜日

24日(土)臨海実験所「海洋生物多様性実習」最終日

8月19日(月)~24日(土)に臨海実験所の 海洋生物学コース「海洋生物多様性実習」が開催され、最終日は演習林によって佐渡の自然の講義と大野亀散策をしました。
K先生の笑いを交えた講義

雨雲レーダーでは結構な雨予想でしたが
結局雨降らず!

シシウドの仲間としておきます
キツネノカミソリは花終わり
ツリガネニンジンも、ほぼ結実期
茎が太いですね・・・
アキカラマツ

カセンソウ
草原を代表する植物ですが、あまり見かけなくなりました

そのほか、アキノノゲシ、ヒキオコシ、ヤブマオ、オトコヨモギ、メドハギ、ヘクソカズラ、マルバハギ?、などが咲いていました。この時期は花は少ないですが、味のある植物が多いですね。

2024年8月14日水曜日

ヤクシマザル

お盆中の人間のようなヤクシマザル
写真は今から■年前の西部林道

2024年8月10日土曜日

外海府のヒマワリ畑

外海府のヒマワリ畑はいくつかありますが、ここはまだ人があまり来てません(駐車場がないので来られても困るのですが・・・)。明日でお盆前の実習が終了。よいお盆休みを!

2024年8月5日月曜日

日本大学の造林学実習(7/29-8/1)

 7月29日から8月1日に、日本大学の造林学実習が開催されました!

造林学の基本や実際の作業スキルなどを、実体験をもって学ぶことができる内容となっており、演習林にある様々な森林環境を観察するだけでなく、毎木調査や枝打ち、伐木、そして鉈(なた)の手入れの方法にいたるまで、様々な実習を行いました。

鉈の研ぎ方を学んでいるところ。力の入れ方が意外と難しいんです...!

毎木調査の様子。役割分担をしてスムーズな計測を目指しています。

枝打ちの練習。皆さん意外にも怖がることなく、軽やかに上っていました。

スギ天然林の観察の様子。人工林との違いにびっくりですね。

ここからは実習で見られた生き物紹介!
少し雨が降っていたこともあり、ヤマアカガエルが顔を出していました。

こちらは佐渡固有種のサドコブヤハズカミキリ!
意外とたくさんいます。

風衝地のモウセンゴケも湿気で元気そう

南部フォッサマグナ(伊豆半島)の植物

 大学では期末試験期間ですが、実習メインの演習林では、7月末から8月初めは学内実習がひと段落になります。ということで、伊豆半島に調査に行ってきました。
一番の目的はツリガネニンジン
白花は花弁の先が緑ですね(スズランっぽい)
草原の植物をたくさん観察できました。
今では貴重なオミナエシ

ヒメヤブラン

サクラガンピ

チダケサシ

コガンピ

コオニユリ

カセンソウ

森の中では
クモラン

アリが来ている、ヒナノシャクジョウ

拡大

テバコモミジガサ
キッコウハグマの葉

イズカニコウモリ

動物篇
オカダトカゲ
(ニホントカゲより動きが遅いですね)

アナグマ
(こちらも、動きがゆったりです)

他にもいろいろ観察できましたが、ないしょです笑。伊豆半島はかつて島であり、今も海の影響を受けているので、島と本州のどちらの要素もあって面白いです。桜葉(オオシマザクラ)の生産世界一というのも初めて知りました。伊豆半島の隠れたお土産、桜葉を使った商品、どうですか?