こんにちは。佐渡研究室を代表してボスの崎尾均が挨拶させていただきます。佐渡研究室の正式の名称は、新潟大学農学部附属フィールド科学教育研究センター森林生態部佐渡ステーションと言います。地元の人は新大佐渡演習林と呼んでいます。演習林には500㌶の森林があり、スギ天然林、広葉樹二次林、スギ人工林などがあり、沢あり尾根ありと地形も変化に富んでいます。特徴は冬季の積雪が多いことや林床植生の豊富さです。積雪は平均2-3㍍、深いところでは5㍍を超えます。雪解け後の林床にはカタクリ、フクジュソウ、オオミスミソウ、キクザキイチゲ、シラネアオイなどのスプリングエフェメラルが咲き乱れます。雪と風の作りだした天然スギの芸術も逸品です。また、ニホンジカなどの大型の草食動物が生息しないためにシダ類を含む林床植生の豊富さには目を奪われます。私は3年前に一攫千金を夢みて黄金の島、佐渡島にわたってきました。黄金はありませんでしたが、可憐な花や海の幸が私を迎えてくれました。演習林では農学部の実習を行っているだけでなく、今年からは全国の大学の実習を受け入れています。新潟の専門学校をはじめ、大阪・京都の大学も実習に来ました。これから9月いっぱいまでは実習が目白押しです。また、ホームページにあるように学生や大学院生も佐渡研究室で日々調査研究を行っています。現在、大学院生を募集中ですので、興味のある方はぜひ一度佐渡までお越しください。これからは、佐渡研究室の教員や学生が研究室の活躍ぶりを紹介しますのでブログに遊びに来てください。佐渡にもぜひお越しください。
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