2021年7月2日金曜日

筑波大学エゾハルゼミ&ウスバサイシン調査

現在、筑波大学の学生さん3名が来島しており、昨日は演習林内のエゾハルゼミとウスバサイシンの調査に同行させていただきました。

鳴き声を頼りにエゾハルゼミを探す学生達

鳴き声を上げるのは主にオス個体で「ミョーケン・ミョーケン・ケケケケ」という独特な鳴き方をします。

最初は「ジー・ジー」と鳴いているようにしか聞こえなかったのですが、何度も繰り返し鳴き声を聞いているうちに「ミョーケン・ミョーケン・ケケケケ」としか聞こえなくなりました(笑)。

採取したエゾハルゼミ

体長は3cm程で黄褐色の腹部が特徴的です。

続いてウスバサイシン

ウスバサイシンはウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草です。

ハート形の葉が特徴的です。

花期は35月で暗紫色の花をつけるそうです。

 

今後はこれらのサンプルのDNAを解析し、本州の個体との比較などを行っていくそうです。

どのような結果が出るのか非常に楽しみです。

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