2023年2月27日月曜日

【佐渡センター 学生発表会のご案内】3月16日 (木) トキ交流会館 + オンライン

3月16日 (木) の佐渡自然共生科学センターの学生発表会を行います。
佐渡センター所属の佐渡(など)で研究をしている学生の研究内容を発表いたします。

場所:トキ交流会館 + オンライン(zoom)
日時:3月16日 (木) 9:00~17:30

オンライン参加希望の場合は、以下から登録をお願いします。後ほどzoom情報を連絡します。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScmg19b6KKpMOVOKe9qKDQf8uIsYo76P0iuGlgdmzEfgil4jg/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0
※会場で参加の場合は申込不要です。

皆さんのご参加をお待ちしております!

【スケジュール】
・卒業研究
9:00 小林大介 ブナ樹幹の根元曲がりの材利用に関する研究 (森)
9:15 熱方悠人 島嶼性ツリガネニンジンの昼夜における送粉者シフトについて (森)
9:30 小林幸平 都市部、非都市部及び島嶼部におけるシマヘビの形態変異とその要因
(森)
9:45 河﨑健太朗 大倉川における水生昆虫の流程分布と季節変動及び年次変動 (森)
10:00 休憩
10:10 棚田みのり 相互移植実験におけるダケカンバの樹形と産地・環境の関係性の解析
(森)
10:25 石原 奏 クリの萌芽と潜伏芽の関係性 (森)
10:40 髙橋遼平 ⻑期動態計測による多雪地スギ天然林に維持機構の解明 (森)
10:55 杉山莞玖斗 スギ天然林に形成された植生パッチが大型土壌動物群集に及ぼす影響
(森)
11:10 休憩
11:20 神田 駿 トキの個体属性が採餌行動に与える影響の研究 (里)
11:35 関口桃野 日本酒の生きものブランド形成に関する研究 (里)
11:50 豊増 唯 月周産卵魚クサフグにおけるメラトニン受容体遺伝子発現細胞の脳内分
布 (海)
12:00 松谷朱莉 佐渡島と新潟市沿岸における環境と季節による動物プランクトン動態の
変化 (海)

2023/2/24

12:15 昼休み
・修士研究
13:15 木嶋健志 佐渡島におけるニホンイタチの移入由来と外来種ニホンテンとのニッチ
重複の検証 (森)
13:30 原 彩峰 水田ビオトープ内に設置された土側溝(江)が水質と水生昆虫に与える影
響 (森)
13:45 藤田 健 佐渡島の山地と平野間におけるモリアオガエルの形態変化と遺伝子流動
(森)
14:00 曽我京佑 シビックプライドを育む共創の場の構築プロセスをめぐる研究〜佐渡島
リビングラボを事例に (里)
14:15 休憩
14:25 藤田 陽 佐渡島の沿岸小河川におけるイワナ・ヤマメの種間関係 (里)
14:40 川崎敬心 河川水辺の国勢調査から見る河川改修と魚類生息状況 (里)
14:55 松村拓樹 水生昆虫の保全を目的としたビオトープ管理の検討 (里)
15:10 ⻑部有沙 ウミシダにおける間充織細胞の発生と分化 (海)
15:25 休憩
15:35 渡部侑果 佐渡島における魚食性のシマヘビが担う物質循環機能 (森)
16:00 堀田崇仁 ツバキ亜属樹種に生息する菌類の環境適応 (森)
16:25 梅田 樹 佐渡島沿岸の砂泥海岸におけるサドナデシコナマコをはじめとする内在
性動物の棲息環境に関する研究 (海)
16:45 島田健太郎 河川におけるハゼ科ウキゴリ属魚類の食性と底生生物群集 (海)
・博士研究
17:05 Parvez Chowdhury Seasonal abundance and fluctuation of plankton in Sado Island, Sea of
Japan (海)

所属:(森) 森林領域/演習林,(里) 里山領域/朱鷺・自然再生学研究施設,(海) 海洋領域/
臨海実験所
・都合によりスケジュールが変更になる場合があります。

2023年2月25日土曜日

修論発表会(流域P)2/7無事終了!

流域プログラムの修論発表会が2月7日にありました。佐渡研究室からは今年度は2名が修士課程修了予定です。卒論から修士過程の3年間の研究で、とても充実した内容になりました。2人とも最後まで手を抜かずに、研究に取り組み、とても高評価でした。


卒論発表会も終わり、残るところは修論中間発表会(フィールドP)。そして、佐渡では佐渡で研究している学生による発表会も続きます。また、3月は学会発表もあります。
日本では年度末が「師走」ですね。寒暖差が激しく、体調も崩しやすい時期ですが、睡眠食事をしっかりとって乗り切ってください。

2023年2月21日火曜日

演習林のビオトープにトキが来ました!

ここのところ演習林のビオトープに野生のトキが来ていると集落の方々からの目撃情報が多数寄せられていました。

そして、本日ついにビオトープを利用するトキを撮影することが出来ました!

夏の間は水がなかなか溜まらず試行錯誤を重ねる日々でしたが、こうして野生のトキが利用している姿を見ると、苦労して造った甲斐があったとなと嬉しくなりました。


今回観察されたときは既にペアになっているようなので、今後外海府地域で繁殖・子育てまでしてくれることを期待したいところです。

※写真はトキに配慮し演習林の建物内から望遠レンズを使って撮影しています。

※野生のトキを観察する場合は十分な距離を確保しトキを刺激しないようお願いします。


トキの撮影をしている最中に野生のタヌキを見ることもできました。

ビオトープの様子は今後も定期的に観察する予定なので、また新しい発見があれば報告したいと思います。