コロナ禍で延期が続いていた国際島嶼生物学会Island Biology 2023がイタリアのエオリア諸島リーパリ島で開催されました。2019年のレユニオン島での開催以来、4年ぶりです!海外もそのくらいぶり!!
エオリア諸島で一番有名なのはストロンボリ式噴火で有名な活火山のストロンボリ島ですね。
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夜のストロンボリナイト 数分おきに溶岩が噴出しています |
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日中は噴煙しか見えないなあ・・・ (ストロンボリ島) |
開催地のリーパリ島は、実は日本の伊豆諸島で研究している人には、聞いたことがきっとある島。というのも、伊豆諸島新島(など)ではコーガ石という黒雲母流紋の軽石が有名で、ガラス質を多く含むため、新島では緑色のガラス工芸がお土産として売っています。コーガ石の塀でおおわれている家も多いです。そして、日本以外ではリーパリ島でしかコーガ石は産出されないそうです。
そう、そのリーパリ島。ガラス工芸は見られませんでしたが、船からはコーガ石と思われる白い壁が見られました(新島の白ママ断崖みたいです!)
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リーパリ島 コーガ石が産出していると思われる その辺りの建物もコーガ石で作ったっぽく見える |
ストロンボリ島、リーパリ島だけでなく、エクスカーションでサリーナ(Salina)島にも行き、山登りしました。リーパリ島の次にエオリア諸島の中で大きい島だそうです。
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山の上は霧がかかるので(やっぱり) 上の方は温帯林っぽく、Quercusなどなじみのある属が増えます (サリーナ島) |
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サリーナ島からリーパリ島を眺める |
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上の写真で海沿いに△に見える塩湖の傍には アイスプラントがありました (サリーナ島) |
さて、学会もちゃんと出ていますよ。こちらはオープニング。だいたい350人くらいほどに集まったよう。
ポスター発表の様子。
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ポスター発表 |
昼食の様子。
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昼食 |
シチリア名物アランチーニ(中にリゾットの入ったコロッケ)
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名物アランチーニ(手前の三角形をよく見る) |
エオリア諸島に行くには、シチリア島から船が一番多く出ています。なのでシチリア島まず到着するのですが、飛行機からはエトナ火山で有名なエトナ山がくっきり見えました。
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飛行機からのエトナ山 |
写真ありすぎるので、一通り島紹介で終わりにします。次々回は・・・日本で開催?
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