2013年5月2日木曜日

佐渡の春植物2013_part 6

春もぐんぐんと進んでおりますが、標高差のある佐渡では、早春から中盤の春植物(など)が山登りをする過程で、ほぼ見ることができます。
ヒトリシズカ(よく見ると、1本にたくさんの花。穂状花序)
オオアマドコロ(もうすぐで花も咲きますね)
エゾエンゴサク(上は演習林、下は小佐渡)
花色の変異が多いですが、演習林は紫タイプがほとんどです。
ニシキゴロモ
シラネアオイ
オオイワカガミ(はじめは葉が赤いのです)
オオカメノキ
タムシバ(コブシより花弁がだらーんとしてます)
ミヤマカタバミ
ここからはスミレにお付き合いください。

マキノスミレ(葉裏はシハイスミレのようですが、振る舞いはマキノにみえます)
ナガハシスミレ(細長い距が特徴。多雪地のスミレ)
オトメスミレと呼ばれるタチツボスミレの白色型(距も白いのはシロバナタチツボ・・・)
いわくつきのミヤマスミレ類
上の写真は判断がつきません。花柄に毛 、葉柄に翼なし、葉はよく見ると毛があり、葉の形はコスミレ、側弁基部にも薄めの毛、距はほぼ毛なしで、細長い。子房に毛なし。そして、場所的にはアカネスミレとされているようですが、アカネスミレには子房に毛があります。ノジスミレ、オカスミレ(アカネの無毛型)、コスミレなど、近縁の種の形質を当てはめても、どれも決め手に欠ける謎のスミレです。3回通って判断した結果、コスミレもしくはコスミレとなにかの交雑種なのではないかと思っています。4回目でまた迷うかもしれませんが・・・どうでしょうか?
以下、動物の様子も・・・
ウソ最近、多く見かけます。
アカハラ、センダイムシクイ、ヤブサメ、ミソサザイ、オオルリらしき声も聞こえました。
タヌキのため糞(雪解けの登山道にはこんなものもあります)
金北山で・・・(放牧、始まったんですね)

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