5月の上旬に埼玉県の奥秩父に調査に行った時の写真です。ニホンジカの森林に与える影響は非常に大きく、林床植生の被食はおろか、樹木の幹剥ぎ、土壌流亡など深刻な問題になっています。20数年前は、林床にはシダ類がびっしりと生えており、現在の新潟大学演習林のようでした(ボス)。
幹を剥がれたウラジロモミ
林床の植生が消え、土壌の流亡が生じている。
ニホンジカの好まないハシリドコロ、コバイケイソウ、サンヨウブシなどの毒をもった植物が分布を拡大しつつある。
ニホンジカに繰り返し食べられてこぶ状になったチドリノキ
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