山開き

お久しぶりです、今年度から大学院へ進学して自然科学研究科1年となった宮島です。
今回は4月26日－27日にかけて行われた山開きの紹介をします。
山開きは毎年4月下旬の雪解けの時期に山に出向いて山菜・椎茸を取ったり、雪山を歩いたりし、宴では山菜や佐渡の郷土料理などのごちそうをいただき祝います。

24年度から演習林の教育関係共同利用拠点が認定されたこともあり、今年の参加人数は約40人の過去最多となりました！！
1日目は、演習林周辺の集落区長，小田集落の郵便局長やエコツアーガイドの方々も招き、大宴会からのスタートです。演習林で採れた山菜や椎茸、佐渡の海で捕れる新鮮な魚やサザエ、地酒などが宴を彩りました。美味しい料理にお酒と、話も弾みました!

2日目は、約2mの雪が残る山を歩いて大王杉や金剛杉を観に行きました。あいにくの天気でしたが、雪と霧の中に広がるスギ林は幻想的な世界を作り上げていました。やはり季節によって同じスギでも全く違った姿をしています。

（積雪がある時期は近くで観察することができます） 

山を下りてくるときにはコゴミやフキノトウといった山菜や椎茸を採ってそれぞれのお土産となりました。（私は天ぷらと和え物にして美味しくいただきました♪）

（椎茸取りの様子） 

参加していただいた皆様ありがとうございました。多くの方々とお会いできたことを嬉しく思います。来年度もぜひ参加お待ちしています。

※なお、今回採った山菜や椎茸などの植物は「演習林に入るエコツアーでは採取禁止」ですが、今回は山開きのため、山の幸の恵みに感謝する気持ちを込めて、特別に頂きました。

（宮島伸子）