2019年5月8日水曜日

おしべのないユキツバキとオオミスミソウ

GWから天気の良い日が続いており、山に行かずにはいられません。さて、今日はおしべのない花。野外では、典型的ではないいろいろな個体が見つかって楽しいですね!
まずはユキツバキ。
昆虫に食べられたかと思いましたが、
退化した?葯もついています。
おしべの長さもそろっています。
ちなみにユキツバキにはハエや甲虫が良く来ています。
 つづいて、オオミスミソウのおしべなし。
オオミスミソウは葯の色も華やかで
花弁と葯のコントラストにも送粉者への
ディスプレイ効果がありそうですが…
この個体は、おしべなし。
 さいごにおまけの「ヤマトグサ」。開花しております。雄蕊がなびいております。
日本に生育するヤマトグサ属はこの一種のみ。Theligonum japonica Okubo et Makino
牧野富太郎が大和草と名付けました。
佐渡ではハコベのごとくそこらじゅうにあります。
百聞は一見にしかず。この春、お外で生き物観察を楽しみましょう!

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