2020年12月14日月曜日

2020/12/12-13育林、生態系管理、リスクマネジメントの振替実習

12月12-13日に、秋に行われた育林実習、生態系管理実習、リスクマネジメント実習の振替が行われました。コロナ禍で以前参加できなかった学生5名での、合同実習です。

初日は育林と生態系管理実習。まずは育林として、トキ交流会館裏の里山(通常は人工林で行います)の除伐作業。

これから本当に今年最後の実習を
始めます!

まずはナタの使い方から

これから除伐を行う場所の履歴を知り
どのような木を除伐するか考えます

柄の長いキノコも応援しています

落葉が進んだ林ですが、下層の常緑はモリモリ
人が見えにくい状況でしたが

ナタノコを使って除伐作業をし

切った木を運び

すっかり見通しが良くなりました
その後、生態系管理実習(管理する林の樹種や大きさ密度を調べ管理計画を立てる)と育林実習(刈り払い機を使ってのビオトープ周辺の草刈り)に分かれて実習をし、1日目終わりです。


2日目はリスクマネジメント実習と育林実習です。

リスクマネジメント実習としてオフロードでの自動車走行の注意点、育林実習としてなた研ぎ、チェーンソーを使用した間伐、苗木の植栽を実施しました。

公用車の運転席を観察中…この車は何輪駆動?

車内の様々な部品をはがして、バッテリーや車載工具を探します!

恒例のタイヤ交換

なた研ぎは他の実習で経験した学生もいましたが、
何度も繰り返して技を磨いてほしいですね

午後からは雨も弱まり、西の空も明るくなってきたので予定通り演習林内での作業のため野外へ出発しました。
少し登ると雪がちらほら…

さらに登ると世界が一変

山の中腹(450m付近)でも既に周りは雪景色

ツルリンドウの実はクリスマスっぽい

前日に引き続き、林床の除伐から作業開始

玉切りで使い方を習得してから、立木を伐倒します

林内にはヒノキアスナロ、林道沿いにはスギ苗を植えました

本当はリスクマネジメント実習としてロープワークの実践編の木登りや壁下りも行う予定でしたが、あいにくの大雨と強風で危険なため中止となりました。

1日目の夜の講義でロープワークの基本の結び方は学んでもらったので、ぜひ今後の調査や生活で活かしてください!


短い期間で盛りだくさんの内容となった上に、12月の厳しい天候下での実習となり、受講生の皆さんはお疲れだったと思います。

2日目は雪がちらつく凍えるほどの寒さの中での作業でしたが、風邪などひかないように気をつけてくださいね。

お疲れさまでした!

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