2021年1月13日水曜日

雪の日の自然観察

この3連休は、佐渡西部の海沿いでも稀な大雪となりました。
ここでこれだけ降るのですから、本州内陸部は相当な大雪だろうと大変さが推察されます。

暴風雪と大雪で家に閉じ込められ、長く車を動かさなかったためバッテリーが上がってしまうという一幕もありました。

リスクマネジメント実習で車のバッテリーをつなぐ救援方法を実施していますが、いざ自分の身に降りかかると焦ってしまったり、わからない点もでてきたりしますね。

しかし、雪が降ると普段は見ることができない自然の状態も観察できます。
まず1枚目は…雪の上の動物の足跡です。
イヌでもネコでもない様子。
何の動物かわかりますか?
よく見ると鋭いかぎ爪の跡も見えます
これはおそらくテンの足跡のようです!
途中で雪から外れて追えなくなってしまいましたが、私の家の玄関の方に向かっていました。
家の周りでもたまに黄色い毛並みを見かけることがあります。
知らないうちに家の前も通っているのかもしれないですね。

2枚目は、雪が乗って重そうにしているヤブツバキの枝。
もう耐えられない…と悲鳴が聞こえそう
多雪地域に適応したユキツバキの枝はしなやかで雪の重さにも耐えられますが、通常は雪が降らない地域で多く分布するヤブツバキにはこれほど雪が積もるなんて想定外だったことでしょう。
これ以上降り続いたら折れてしまうかも…
この寒さで葉っぱの中の見えない菌たちは元気に過ごしているかしら…
などと考える人は少ないのかもしれません。

幸い、その後の雨で平地の雪解けは早く、既にいつもの景色に戻りつつあります。
今年は本当に雪が多いですね。

そして日本海側の雪は湿って重たいということを体感しました。
皆さんも車のバッテリー上がり、雪道や雪かき時の事故などないようにお気をつけください。

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