2022年5月29日日曜日

2つ葉のヒロハテンナンショウと背丈ほどのコウライテンナンショウ

佐渡島にはヒロハテンナンショウとコウライテンナンショウとウラシマソウの3種のテンナンショウ属(Arisaema)があると言われています。テンナンショウ属にも佐渡シンドローム(アイランドシンドロームの佐渡版をこう呼んでいます)があるのでしょうか・・・。

ほぼ一つ葉と言われているヒロハテンナンショウに、あっさり2つ葉があったり、ミニミニサイズで花をつけている(写っているのは仏炎苞ですが)ものがあったり・・・
2つ葉のヒロハテンナンショウ
たくさんついているように見えるのは小葉(つまり複葉です)

手のサイズより小さい
花をつけているヒロハテンナンショウ
いっぽうで、背丈ほどのコウライテンナンショウがあったりします。コウライテンナンショウは佐渡シンドロームの一つ、白花シンドロームがあるのか、佐渡では紫が強い仏炎苞をもつものが少なそうです。
手前のペットボトルの左は80㎝くらい
奥はその倍以上の高さ(私より高い…)
コウライテンナンショウです
たった1日で佐渡のテンナンショウに面白い発見が次々とありました。訪花昆虫などの比較を含め、佐渡の植物の面白い生態を4年生のA君が明らかにしてくれると思います。乞うご期待!
おまけのササバギンランと蜘蛛

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