9月21~23日にかけて森林計画学会夏季セミナーが実施されました。
今回は学会員の研究者と学生を合わせた計8名が参加し、佐渡演習林の天然スギ林の見学や小佐渡周辺の里山の見学を行いました。
初日の夜には森林計画学会の勉強会(佐渡ゼミ)を行いました。
勉強会では以下の題目で発表が行われ対面とオンラインを合わせて計18名が参加しました。
セッション1:佐渡の森林と森林研究
梶本卓也(新潟大佐渡自然共生科学センター演習林)
小柳正彦(新潟県佐渡地域振興局)
「佐渡島の森林、林業の概要及び佐渡演習林の紹介」
村上拓彦(新潟大農)
「トキの営巣適地モデルと演習林GIS」
セッション2:バイオマス利用のための森林管理
當山啓介(東大千葉演)
「千葉県におけるNEDO事業:ユーカリ等のエネルギー林業の試行」
髙橋正義(森林総研)
「ヤナギを用いた木質バイオマス林業普及のための課題」
普段と異なる研究分野の話がたくさん聞けて大変勉強になりました。
2日目は演習林の見学を行いました。
見学では演習林内のスギ人工林、ヒバ林、スギ天然林、風衝地をめぐりました。
3日目は小佐渡周辺でトキ関連施設(ビオトープ群)の見学を行いました。
最初に訪れた広野開田ではビオトープ整備の会長さんが解説をしてくれました。
広野開田にて
その後は天王川周辺のビオトープとトキテラスを見学しました。
野生のトキもしっかり見ることができました。
みなさま佐渡の林業や自然に興味も持っていただけたようで大変良かったです。
この度はセミナーにご一緒させていただきありがとうございました。
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