10月18日に佐渡センターの里山領域と新潟県とが共同で企画した「サドガエル引っ越し大作戦2022」が実施され、少しだけお手伝いに行ってきました。
サドガエルは佐渡島の固有種で環境省レッドリストの絶滅危惧種ⅠB類に指定されている貴重なカエルです。
ツチガエルとよく似ていますがお腹が黄色いことや「ギューゥ、ギューウ」という鳴き声などいくつか区別するポイントが有ります。
今回のミッションは圃場整備予定の水田で捕獲したサドガエルを近くの安全な住み替え引っ越しさせることです。
地元の小中学校や一般の方など大勢の方が参加していました。
小中学生のイベントで計91個体、一般参加者の捕獲個体を合わせると100個体以上のサドガエルを引っ越しさせることができました。
今後も圃場整備が始まるまでの間、定期的にサドガエルの引っ越しを進めていくそうです。
佐渡島の里地周辺では日々様々な変化が起こっていますが、地元の方々の地道な努力によって豊かな自然環境が維持されています。
私もこうした活動の手助けとなるデータを示せるよう調査・研究に励んでいきたいと思いました。
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