8月21~24日の日程で、日本大学の造林学実習がありました。
この実習では演習林を利用した森林施業について学びました。
まず初めに森林施業で用いる手道具の管理について学びました。
中には鉈を初めて使用する学生もいましたが、技官さん達の指導の下皆さん丁寧に鉈研ぎに励んでいました。
鉈の手入れが終わった後は早速演習林に向かいます。
今回の実習ではスギ人工林の毎木調査を行いました。
このプロットは昨年度の日大実習でも毎木調査を行った林であり、毎年調査を続けることでスギの成長量を把握することができます。
午後はスギの枝打ちとチェーンソーを用いたスギの伐倒/玉切りについて学びました。
実際に機械を扱うことでその便利さと危険さを体感できたのではないかと思います。
今年も大きな事故なく無事に作業を終えることができて内心ほっとしております。
最後はスギの植栽です。
この作業も林業の持続的な経営に必要不可欠な作業になります。
皆さん一生懸命にスギの植栽を行っていました。
なお、実際の林業ではもっと早い(気温の低い)時期に植栽を行うのが一般的だそうです。
3日目の午後からは演習林見学です。
千手杉、風衝地、金剛杉、大王杉の観察を行いました。
野生のテンに遭遇
大王杉の前で記念撮影
下山後はなめこの駒打ち体験をしました。
自分が種駒を打った原木に目印をつけている学生もいました。
なめこの収穫は2年後という事なので気長に待ちたいと思います。
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