2025年3月8日土曜日

第72回 日本生態学会3月15~18日札幌の佐渡研究室発表リスト!

 第72回 日本生態学会(ESJ72)が2025年3月15~18日に札幌コンベンションセンター(オンサイトを基本としたハイブリッド形式)で開催されます。佐渡研究室からも多くの発表があります。みなさん是非お越しください!

島の自由集会も開催します!
自由集会 W05  3月16日 16:00-17:30 Room A
日本から発信する島嶼生物学6_島から本土への再移入
阿部晴恵(新潟大学佐渡自然共生科学センター), 水澤玲子(福島大学人間発達文化学類), 安藤温子(国立環境研究所生物多様性領域), 平岩将良(近畿大学農学部)

以下、一般講演(ポスター番号順)

P0-105
佐渡島大倉川における流程に沿った流下物と水生昆虫相の季節変化
Seasonal changes in detritus and aquatic insect fauna along the course of the Okura River, Sado Island, Japan
河崎健太朗, 鈴木一輝, 阿部晴恵(新潟大学)

P1-061
風と水を味方につけた屋久島のサツキ
崎尾均(新潟大学), 阿部晴恵(新潟大学), 川西基博(鹿児島大学)

P1-199
佐渡島と本州におけるカタクリの形態と遺伝的分化
多田民生(新潟大学), 蕪木史弦(新潟大学), 田口裕哉(東北大学), 髙橋大樹(九州大学), 樋口裕美子(京都大学), 陶山佳久(東北大学), 阿部晴恵(新潟大学)

P2-081
佐渡島と本土間におけるクロサンショウウオの系統地理解析
渡辺晃史(新潟大学), 田口裕哉(東北大学), 髙橋大樹(九州大学), 陶山佳久(東北大学), 阿部晴恵(新潟大学)

P2-171
新潟大学佐渡演習林における野外実習の心理的効果
蕪木史弦(新潟大学), 松倉君予(日本大学), 古郡憲洋(新潟大学), 崎尾均(新潟大学), 本間航介(新潟大学), 梶本卓也(新潟大学), 阿部晴恵(新潟大学)

P3-010
佐渡島と本州における10種の植物形態比較
相原美彩(新潟大学), 高橋大樹(九州大学), 指村奈穂子(日本自然環境専門学校), 鈴木正樹(日本自然環境専門学校), 阿部晴恵(新潟大学)

P3-128
関東圏都市部におけるヘビ類の生態と形態的変異
小林幸平(新潟大院), 阿部晴恵(新潟大学)

P3-154
ツリガネニンジンの送粉者に及ぼす影響:送粉者相、開花期、島と本土間の比較
熱方悠人(新潟大学), 岡崎純子(大阪教育大学), 水澤玲子(福島大学), 阿部晴恵(新潟大学)

P3-214
環境DNAの起源としての花粉・植物遺体の時空間的散布パターン
宮﨑悠聡, 本田和輝, 鈴木一輝, 本間航介(新潟大学)

P3-018
Assessing Potential Environmental Drivers for Geologic Patterns in Flower Color for Campanula punctata
Ruiqi ZHANG, Harue ABE, Jamie M KASS(1Tohoku.Univ, 2Niigata.Univ)

北海道と言えば…

2025年3月3日月曜日

佐渡センターシンポジウム「野生鳥類の再導入」2025年3月8日(土)

「佐渡自然共生科学センターシンポジウム2025」を下記のとおり開催いたしますので、ご案内申し上げます。
 
今年のシンポジウムのテーマは、「野生鳥類の再導入」です。
“佐渡島でのトキの絶滅から復活”を振り返りながら、新潟大学が佐渡島で行ってきたトキの再導入の研究を紹介するとともに、コウノトリの再導入と比較することで、生物多様性の減少を防ぐ「再導入」という手法について理解を深めます。
本シンポジウムは、長年トキに関する研究に尽力した当センター長・永田尚志教授の最終講義となります。
ぜひ多くの皆様にご参加いただきけますと幸いです。
 
                         記
 
【日時】2025年3月8日(土)14:00~16:30
【開催方法】ハイブリッド形式(現地会場(トキ交流会館)およびオンライン)
【対象者】どなたでもご参加いただけます
【申込方法】次の申込フォームよりお申込ください。
 添付チラシのQRコードからもお申込みいただけます。
 https://forms.office.com/r/UzcrTSrfJr
【申込締切】3月6日(木)
 
※プログラム等の詳細は、以下のURLからご覧ください。
 https://www.sices.niigata-u.ac.jp/news/709/
 
<お問い合わせ先>
 新潟大学佐渡自然共生科学センター事務室
 〒952-0103 佐渡市新穂潟上1101-1 トキ交流会館2階
 Tel.0259-22-3885   fax.0259-22-3990
 sadojimu@adm.niigata-u.ac.jp

2025年3月2日日曜日

佐渡学生発表会終了しました!

 毎年3月に開催している佐渡学生発表会、学生の人数増加に伴い、今年はポスター発表という初の試みを行いました。佐渡などでお世話になったみなさまに、成果を聞いていただける機会になりました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
コアタイムを3回もうけ、順番にポスター発表を行いました
3月は学会での発表を控えている学生も多いです。そのプレ発表としても心の準備が出来ましたね。また、これから研究を始める学生さんにとっても、研究のイメージが湧いたのではないでしょうか?3月になって暖かい日が続き、フィールドシーズンがすでに始まっている学生さんもいますね。安全に楽しんで、楽しく研究していきましょう!

2025年3月1日土曜日

佐渡学生発表会壮行会(発表会は明日3/2です!)

新潟大学佐渡自然共生科学センターの3施設(森里海)に所属する学生発表会を明日に控え、今日は壮行会を行いました。3施設は場所もバラバラなので、学生さん同士が集まるのは初めてですね。
壮行会の前に明日の発表会準備
今回は初のポスター発表で行います

では、みなさん卒論修論お疲れさまでした。
明日も頑張りましょう!
かんぱーい!!

各施設の学生から写真と研究にちなんだ数字のプレゼン
写真はケーキらしいのですが、乗っかっているのはウミシダのような・・・

学生発表会は明日の午前中です。申し込みは要りません。みなさん是非お越しください!

◆佐渡自然共生科学センター 学生研究発表会◆
日時:2025年3月2日(日) 9:00〜11:40
会場:トキ交流会館⼤ホール(〒952-0103 佐渡市新穂潟上 1101-1)

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<プログラム>
9:00 開会の挨拶
9:10~9:50 ポスターコアタイム1:海洋領域の研究発表
P1: 佐渡島沿岸の浅海域における⼩型底⽣⽣物相の解明(⻑⾕川蓮)
P2: 佐渡島の河川におけるエビ類の分布と⽣息環境(⼩早川莉穂)
P3: ウミシダにおける間充織細胞の発⽣および分化の分⼦機構の解明(⻑部有沙)
P4: ニッポンウミシダにおける光受容関連遺伝⼦の探索と発現解析(坂⽥美樹)
P5: 佐渡島におけるアカシマコブウミシダの共⽣⽣物相の解明(⾶⽥崚⾺)
P6: ⽇本近海産Anneissia属ウミシダ類の分類再検討(堀井紘⼤)
P7: Seasonal changes of plankton communities on Sado Island, Central Part of the Sea of Japan (Parvez
Chowdhury)
9:50~10:00 休憩
10:00~10:40 ポスターコアタイム2:⾥⼭領域と森林領域の研究発表
P8: 佐渡島の天然⽣スギ林の現存量と成⻑(佐藤嶺花)
P9: 佐渡島に⽣息するモリアオガエル成体の移動ルートと⽣息環境の解明(深井こるり)
P10: 環境DNAの起源としての花粉・植物遺体の時空間的散布パターン(宮﨑悠聡)
P11: ブナ科常緑樹における萌芽と潜伏芽の関係(酒井省吾)
P12: 湧⽔性農業⽔路におけるトミヨ属淡⽔型Pungitius sinensis をシンボルとした⿂類の⽣息
環境に関する研究(佐藤有純)
P13: ウミネコ Larus crassirostris が選好する⽔⽥環境とその利⽤パターン(清稜太)
P14: ⾷えないほど⼤きく成⻑した被⾷者に対する捕⾷者の⾮消費型効果(漆原理⼼)
10:40~10:50 休憩
10:50~11:30 ポスターコアタイム3:森林領域の研究発表
P15: 島嶼性ツリガネニンジンの訪花昆⾍相を規定する要因について(熱⽅悠⼈)
P16: 佐渡島における広葉樹林施業の可能性(重野皓汰)
P17: 佐渡島⼤倉川における流程に沿った堆積リターと底⽣動物相の季節変動(河﨑健太朗)
P18: 佐渡島におけるカタクリの形態及び遺伝的分化について(多⽥⺠⽣)
P19: 佐渡島と本⼟間におけるクロサンショウウオの系統地理解析(渡辺晃史)
P20: 佐渡島と本⼟間における植物の⽐較:ツクバネソウの外部形態の解析(相原美彩)
P21: 都市環境と⼈間の認知的反応がヘビ類の形態に与える影響とその要因(⼩林幸平)
P22: 未定
11:30 閉会の挨拶