今回の実習は、新潟大学大学院の授業の一部ではありますが、それと伴に他大学、大学院からの参加者も募りました。結果、総勢10人(新潟大学5人、静岡大学から5人)の混生メンバーで実習を行いました。実習の目的は、”佐渡島のさまざまなタイプの森林に分布する植物の形態や生活史特性を比較し、その生活史戦略を学ぶ”です。
では、いつもの如く、駆け足で紹介していきます。
実習は、ドンデン山から始まりました。
ドンデンって面白い名前の山ですよね。ドンデン山荘の横にある看板の説明によると「一説に「ドンデン」は鈍嶺(どんでん)で、頂きの円い山の意味だがタダラ峰の俗称。広大なシバ草原は、千年以上の放牧の歴史があり、牛馬の喫食により形成された。近年、新・日本百名山に選定されている。(by佐渡百選実行委員会)」だそうです。
この日は、山頂付近は風が強かったです(風速10mくらい?)。
強風に負けじとボスが学生さんにドンデンの植生や植物の特徴について話しています。
この日の夜は、新潟大学の学生は授業の課題発表を、静岡大学の学生はそれぞれの研究内容について発表してもらいました。活発な質疑応答もあり、とても興味深かったです。
2日目も天気はくもり。まずは、演習林の風衝地
ここは、地盤がゆるく、数年前に地滑りが発生し、現在も復旧工事中です。
そして、霧が出て、いつもより雰囲気のある天然スギ林の樹木観察。
大王スギも、いつもとは違った感じに見えます。
えーと・・・、ここでデジカメのバッテリーが切れました。
この後も、渓畔林を観察したり、夜はバーベーキューだったりと、いろいろあったのですが、すみません。次からは、バッテリー満充電にして望みます。
秋には、静岡大学に新潟大学の学生が実習でお伺いする予定す。静岡大学の演習林の皆さま、よろしくお願いします!
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