佐渡ではホタルブクロの開花もピークを迎えました。ちなみにホタルブクロと言っても、蛍が入って受粉するわけではありません。大きな釣鐘型の花に潜って受粉するのは、ミツバチ科のマルハナバチです。記録ではオオマルハナバチ、トラマルハナバチ、コマルハナバチ、クロマルハナバチが生息していることになっていますが、クロマルはまだ見たことがありません。
さて、今週はそのホタルブクロの訪花昆虫調査を行いました。
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ホタルブクロに訪花するトラマルハナバチ |
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アキノタムラソウ(白花)にも来ていました |
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こちらはハナヒリノキの花に訪れはコマルハナバチ(♂)
6月末くらいには見られなくなるらしいですが、
佐渡の標高の高いところでは、遅くまで見られるようです。 |
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咢片の間がややひっくり返っているヤマホタルブクロとホタルブクロの中間型 |
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ピンクの株もありました! |
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きれいなピンク色のエゾアジサイ(奥は青) |
ヤマホタルブクロとホタルブクロの分布は、ドンデン山では高標高まで混在しており、金北山はほぼヤマホタルブクロ(低地と800m上にはホタルブクロもあり)でした。演習林の大倉シラバはホタルブクロのみです(もしかすると放牧の影響!?)。小佐渡はある道路は同所的に混在、ある道路はヤマホタルブクロのみでした。ヤマホタルブクロとホタルブクロの系統関係や佐渡の分布パターンの謎など、興味は尽きません。やはり、じっくりフィールド調査をするといろいろな発見がありますね!
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