毎年恒例のユキツバキ調査。例年は花中心で訪花昆虫など採取していましたが、今年は地面ばかり・・・。それは、
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ユキツバキの木の下にツバキキンカクチャワンタケ! Ciborinia camelliae |
ユキツバキにもツバキキンカクチャワンタケが‼ちなみに北限の集団まで、全集団で見つかりました。ただ、ヤブツバキのツバキキンカクチャワンタケと異なり、雪解けすぐの蕾の段階では見つかりませんでした(ヤブツバキのツバキキンカクチャワンタケは晩秋くらいから出てきます。)多雪地では冬越しすることが出来ず、花が咲くくらいの時期から一斉に出てくるのかもしれないですね。果たしてヤブツバキに発生するツバキキンと同じ種なのか、こうご期待です!
ちなみに写真のツバキキンカクチャワンタケは、ユキツバキン調査史上一番早く見つかった奇跡の菌(笑)。1分かからずでした。
ツバキキンカクチャワンタケについては以前のブログをご覧ください!
http://sadoken.blogspot.com/2020/04/blog-post_23.html
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ホストのユキツバキさんです。
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雪と一緒に撮影するのは難しいのですが(雪解け後開花なので)、なんとか撮影できました!
もちろん、訪花昆虫調査もしました。こちらは初対面のユキツバキ訪花昆虫。
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ユキツバキの蜜をなめるウスバカミキリ? |
こちらのユキツバキはツバキキンカクチャワンタケ(花腐菌核病ともいう)に罹患しているのか、ただ単に枯れる前なのか、花びらが茶色っぽくなっています。
色々面白そうな研究が展開できそうですね!
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