9月18~20日と10月1~3日の2回に分けて新潟大学農学部の育林系演習及び実習(佐渡実習)が実施されました。
この実習の目的は、鉈鋸、刈り払い機、チェーンソーの扱い方や枝打ちの仕方、スギ苗の植栽など、林業を行う上で必要な知識や技術を身に着けることです。
参加した学生のほとんどが初めてチェーンソーに触れるということでしたが、事故もなく無事に実習を終えることができました。
初日は鉈研ぎと刈り払い機の使用法について解説がありました。
手道具の管理は野外での作業を安全に行うために重要な作業です。
鉈の刃を立てすぎず、寝かせすぎず砥石に当てるのがポイントです。
続いて刈り払い。みなさん上手に刈れたでしょうか?
刈り払いの際は手の力はあまり使わず、腰の回転を利用して刃を動かすと疲れにくいです。
2日目はいよいよ山での作業が始まります。
まず初めに、前日に研いだ鉈を使って林道沿いの低木の切り倒しを行いました。
自分で研いだ鉈の切れ味はいかがだったでしょうか?
続いては一本梯子を利用したスギの木の枝打ちです。
技官さんたちの指導の下チェーンソーの取り扱い方を学びました。
チェーンソーを使ったスギの間伐や玉切りを実際に行い機械の扱いや身のこなし方を覚えました。
最終日はスギの苗木の植栽をしました。
実は私も6年前の実習に学生として参加し、苗木の植栽を行ったのですが、月日がたち立派なスギの木に成長していました。
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