2023年10月18日水曜日

ネナシカズラ調査(と海浜植物)

 今年はネナシカズラ属(Cuscuta)探しで色々回りました。ネナシカズラ、ハマネナシカズラ、アメリカネナシカズラの花の写真をご紹介します(マメダオシは標本のみで見ることは出来ませんでした・・・)
ハマネナシカズラ

アメリカネナシカズラとよく似ています
ハマボウについています

アメリカネナシカズラ
花を見ればハマネナシカズラとの違いが分かります
茎は・・・オレンジが強めですが、そうでないのもある・・・

ネナシカズラ
浜にもありますが、河川沿いにもあります
クズなどに多いです

その他の海浜植物(演習林のある小田では見られない、もしくは少ないもの)
ウンラン
カワラヨモギ
ハマニガナ
ハマボウフウ
今日はよく晴れていましたが、海はすでに冬模様(色が濃くて波が立っています)。春まで凪の海は見られなそうですね。海浜植物観察も今年は見納めかもしれません。

2023年10月12日木曜日

10月9日(祝)佐渡島でカエルへの愛を叫ぶシンポジウム、盛会で終了しました!

 10月9日(祝)佐渡島でカエルへの愛を叫ぶシンポジウム、対面:111名、オンライン:149名(楽しく聞いたスタッフ込み)という大盛況でした!ご来場そしてオンライン参加いただいた方々にお礼申し上げます。今回は、カエルを「知って」好きになってもらうきっかけ荷造りとしてのシンポジウム開催でした。次はカエルを守る行動に移すため、皆さんと頑張っていきたいと思います!
カエルの被り物をして気合十分のT先生(企画者)

見てください!この大盛況の様子を!
さらにオンラインでもたくさんの参加者がいたのです

モリアオガエル、人気が高いカエルですね
佐渡での面白い生態の話は、とても関心を集めていました
M2のF君は緊張しながらもしっかり発表してくれました!

一番関心が高かったのはやはり佐渡にしかいない固有種
サドガエルではないでしょうか?

そして!みなさん、お待ちかねの入江聖奈さん
ご存じの通り東京オリンピックボクシング金メダリスト
今は、とても熱心にヒキガエルの研究をされています!

カワイイポスターの作製もしていただいたデザイナーさま
ありがとうございました!

2023年9月25日月曜日

森里海をつなぐ野外生態学実習(9/11-16)

9月11~16日の日程で森里海をつなぐ野外生態学実習が開催されました。

この実習では、佐渡の三施設(演習林、朱鷺自然再生学研究施設、臨海実験所)を巡りながら森里海の生態系とそれらの複雑な繋がりについて学ぶごとを目的に開講されています。

実習は里パートから始まり、キセン城での水生昆虫採集を行った後、小佐渡周辺で実施されているトキの野生復帰事業について関連施設の見学を行いました。




ゲンゴロウ、ガムシ、ヤゴなどたくさんの水生生物を観察することができました。

キセン城ではコナラやクリで構成される二次林の観察も行いました。


水田に設置された江を観察する学生

江の中で発見したトキの足跡

続いて海パートではシュノーケリングによる磯採集と岸壁採集を行いました。

採集した生き物は実習室で分類群ごとに解説が行われました。




海の中がとてもきれいで見入ってしまいました。

室内での生き物観察

アオウミウシは今年も奇麗でした。



岸壁採集でもたくさんの生き物を採集することができました。

最後は森(川)パートです。

森パートでは演習林宿舎の横を流れる大倉川での水生昆虫採集と演習林の渓畔林、スギ人工林、大倉シラバの半自然草原、スギ天然林の観察を行いました。

佐渡研修士1年のK君が川の水生昆虫の採集方法や、河の生態系におけるこれらの生き物の役割について解説しました。



ヘビトンボの幼虫


渓畔林の観察


スギ人工林の観察


大倉シラバの観察


スギ天然林の散策

今回の実習は5泊6日の長丁場でしたが佐渡の多様な自然環境について学ぶことができ大変有意義な時間になったのではないかと思います。

また機会があれば是非佐渡のお越しください‼

2023年9月23日土曜日

フィールドワーカーのためのリスクマネジメント実習(佐渡) 9/11-9/14

こんにちは、佐渡研大学院生のKです。
リスクマネジメント実習B班(9/11-9/14)を担当させていただきましたので、実習の様子をご紹介いたします。

リスクマネジメント実習とは、野外におけるフィールドワークを行う上での行動技術や危機回避技術を学ぶことができる実習です。研究時はもちろんのこと、普段の生活でも活きる実習だと私は思っています。今年も多くの学生さんが集まりました!


初日は消防署で救急救命の訓練を行った後、演習林ステーションで天気図や地図の読み方に関する講義を行います。あえてスマホに頼らず与えられた図から天気や地図を読みました。

早速二日目は登山です!今回はドンデン山の登山道を歩きました。昨日読んだ地図を参考に学生の力でゴールを目指します。道中では様々な動植物に出会えます。


 
蟻塚 立ち止まると兵隊アリに噛まれて痛い。

高原に生えていたツリガネニンジン

登山道の途中では植生調査も行います。標高によって出現する植物は異なり、なるべく多様な植物が出現する場所を調査地に選定します。

植生調査 林内は鬱蒼としている。

ラストは険しい道


登山を終えると夜はロープワークの講義です。翌日の実習で実際に紐を結んで自分の命綱にするため、みなさん必死に説明を聞いています。


テントの設営方法も学びました。宿泊もテントで行います。かなり実践的ですね。



3日目は車のリスクマネジメントから始まります。タイヤ交換、バッテリーの復旧を実際に自分たちの手で行います。




さて、午後からは本実習のメインである木登り・懸垂下降です!(個人的にメインだと考えています笑)

TAの私がドキドキしていたのですが、学生さんたちは難なくこなしています。実際に崖からロープで降りる場面を想定しています。



懸垂下降 体を柱に対してL字にする。意外と難しい。


実習は以上で終了です。みなさんお疲れ様でした!フィールドで起こるリスク対策を真剣に実践しながらも、楽しんで挑戦していく姿が印象的でした!

また佐渡でお会いしましょう!