2013年9月8日日曜日

京都大学、共同利用実習(9/2~9/6)  Part. 2

先週9/2-6の京都大学の植物分類・生態実習part2です。京大の先生が指導をしていたので、今回は写真を撮る時間がたっぷりありました。part 2では、主に生物写真をアップします。

まずは訪花昆虫と花・・・
オオマルハナバチ♂と
ヤマルリトラノオ(シラゲエチゴトラノオ)
サカハチチョウとオトコエシ
マルハナバチに擬態するアブ(オオハナアブ?)
セセリチョウの仲間はつぶらな瞳が大きくてかわいいです。
複眼ですが・・・
さらに右にはヒラタアブが吸蜜中。
アメバチの仲間
ナミアゲハとクサボタン
ヒョウモンチョウとマルバキンレイカ
マルハナバチに擬態したアブとハンゴンソウ
エゾリンドウとホウジャク
エゾリンドウとトラマルハナバチ
ヤブガラシとホウジャク
次は植物編です。
ミヤマナルコユリ(左)とオオナルコユリ(右)
秋の代名詞 ノコンギク
ドンデン山稜線ではヤマハハコが開花
ウメバチソウは風衝地に多く咲いていました
ミヤマコゴメグサ
光合成もしますが、他の植物から栄養を吸収して
生長する半寄生性の植物だそうです
ゲンノショウコ
下痢では温めて、便秘では冷やして飲む生薬
ダイモンジソウ
花弁が大の文字に見えます
こちらは光合成をおこなわない無葉緑ラン
巨大なツチアケビの株です
そして、海岸の大岩、大野亀のシシウド

注目を集めたのが・・・
よく見かけるミゾソバですが・・・これは開放花です。
そして・・・地中には閉鎖花があります。
流れが速いところでは自家受粉で種子を作り、水散布させるのでしょうか?
最後に・・菌類です。
このオブジェのようなものは・・・
チャダイゴケ(拡大)でした
他にもたくさんの花や昆虫、菌類(冬虫夏草もありました)が観察できました。そして、興味深い話を聞くことが出来、大変勉強になりました。学生さんもいい経験になったのではないかと思います。いずれ佐渡生物図鑑としてホームページに整理したいと思います。

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