今年の2月に佐渡に漂着し、演習林の敷地内に埋めていたキタオットセイの死骸の掘り起し作業を行いました。
埋めてから8ヶ月程度しかたっておらず骨サンプルを回収するにはちょっと早い気もしましたが、演習林の車庫の建て替えに伴い前倒しでの掘り起しとなりました。
埋めたときと同様にユンボを使って掘り起こしていきます。
ある程度姿が見えてきたら手掘りに切り替えます。
ついに姿が見えてきました。
ある程度予想はしていましたが臭いは強烈でした。
掘り起こした後は地道に骨を拾っていきます。
この時点で鼻はだいぶ麻痺していました。
キタオットセイの肩甲骨と背骨の一部
回収した骨サンプルはまとめて水槽に沈めて微生物による細かな肉片の分解を待ちます。
これらの骨が標本になるまでにはさらに数ヶ月かかるそうです。
今後の作業については続報が入り次第紹介をしたいと思います、個人的にはすべての骨を並べて骨格標本にしてみたいと思いました。
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