6月4日~7日に日本大学の森林学研究Ⅰ実習が実施されました。
微生物生態学を専門とする松倉先生の引率のもと、卒業研究のサンプリングをかねて2名の学生が参加しました。
4日間かけて佐渡島内の様々な環境を周ったようですが、そのうち3日目のドンデン山への調査に私も同行しましたのでその様子をお届けします。
この日は早朝に雨が降ったこともあり、かなりガスっていましたが、それにもかかわらず登山客は多数。手軽にハイキングできるとあって、やはり人気の山ですね。
お花畑を抜けて、草原の植物や菌類を観察しています(お花畑といっても写真の場所は外来種フランスギク畑ですが...)
その後、青ネバ登山口にも少し入り、林床植生を観察しました。
松倉先生に教えていただいた菌類を一部ご紹介。こちらは「もち病」という植物の病気の一種で、菌類によるものだそう。ドンデン山のハイキングコースに多数生育するツツジ科の植物によくついています。少し甘味があることから、昔は食べていた人もいたようですが、中には菌がいることを考えるとさすがにオススメはできませんね...
こちらは地衣類(菌類と藻類の共生体)の一種で、ハナゴケの仲間だそう。写真のように樹枝状になる地衣類はめずらしいとのこと。
写真がボケてしまってますが、こちらも同様の地衣類でアカミゴケの仲間。先端が真っ赤なのが特徴的ですね。
さらに地衣類をもう一枚。ジョウゴゴケの仲間だそうですが、詳細な種同定は見た目だけではかなり難しいようです。
そしていわゆるキノコなこちら、フサヒメホウキタケです。たしかにホウキの先に見えるかも...?
昆虫の紹介も少し。この虹色の甲虫は、おそらくドロハマキチョッキリというオトシブミの仲間です。近くにドロノキあったかな...?
こちらはおなじみヒグラシ。この時期にセミ!?と思うかもしれませんが、ヒグラシは実は夏の早い時期から出ています。
ちなみに、今回のドンデン山での調査の一番の目的はハマナスの花でした。しかし残念ながらまだ開花個体はなく、つぼみすら見つけられず...
やはり海岸のハマナスと山のハマナスでは、開花時期に大きく差がありそうですね。引き続き卒業研究頑張ってください!
(K.S.)
0 件のコメント:
コメントを投稿