2023年9月22日金曜日

大阪教育大学野外植物実習(8/29-9/1)

8月29日~9月1日の日程で大阪教育大学野外植物実習がありました。

初日は阿部先生から佐渡の自然環境に関する講義がありました。

講義では、佐渡の植生を規定する要因について気象、地形、文化など様々な角度から解説がありました。

2日目はいよいよ演習林へ向かいます。

日大の実習で作成した調査プロットを使用し、スギ人工林で毎木調査について学びました。



初めての作業に戸惑う学生もいましたが、皆さん一生懸命に作業を行っていました。

人工林での作業を終えた後は、前日に講義で学んだ演習林内の多様な植生環境について観察を行いました。


大倉シラバの半自然草原

金剛杉の見学

大王杉の見学

風衝地の見学

風衝地ではコドラート法による植生調査のデモンストレーションを行いました。

下山後は佐渡の里地環境に関する講義を行いました。

3日目はドンデン高原の散策と小佐渡周辺の里山(湿地ビオトープ)で野生のトキの観察を行いました。



今年の夏は梅雨明け以降雨が全く降っておらず草本が枯れかけていたのが衝撃的でした。

大阪産業大に先生がソフトクリームをご馳走してくれました。

ありがとうございました!

続いて、午後の里地見学です。

小佐渡の内巻ビオトープを訪れ、トキの野生復帰に向けた地元の方々の取り組みについて、その一部を紹介しました。

実習中は実際に野生のトキを見ることもできました。

小佐渡の田んぼアート

「ブラボーごはん」と書いてあるのだそうです(難しい...)。


最終日は大野亀の散策をして解散となりました。

暑い中の実習大変お疲れ様でした‼

2023年9月21日木曜日

日本大学造林学実習(8/21-24)

8月21~24日の日程で、日本大学の造林学実習がありました。

この実習では演習林を利用した森林施業について学びました。

まず初めに森林施業で用いる手道具の管理について学びました。

中には鉈を初めて使用する学生もいましたが、技官さん達の指導の下皆さん丁寧に鉈研ぎに励んでいました。



鉈の手入れが終わった後は早速演習林に向かいます。

今回の実習ではスギ人工林の毎木調査を行いました。

このプロットは昨年度の日大実習でも毎木調査を行った林であり、毎年調査を続けることでスギの成長量を把握することができます。


午後はスギの枝打ちとチェーンソーを用いたスギの伐倒/玉切りについて学びました。




実際に機械を扱うことでその便利さと危険さを体感できたのではないかと思います。

今年も大きな事故なく無事に作業を終えることができて内心ほっとしております。

最後はスギの植栽です。

この作業も林業の持続的な経営に必要不可欠な作業になります。



皆さん一生懸命にスギの植栽を行っていました。

なお、実際の林業ではもっと早い(気温の低い)時期に植栽を行うのが一般的だそうです。

3日目の午後からは演習林見学です。

千手杉、風衝地、金剛杉、大王杉の観察を行いました。



野生のテンに遭遇


大王杉の前で記念撮影

下山後はなめこの駒打ち体験をしました。



自分が種駒を打った原木に目印をつけている学生もいました。

なめこの収穫は2年後という事なので気長に待ちたいと思います。

2023年9月8日金曜日

10月9日(祝)佐渡島でカエルへの愛を叫ぶシンポジウム(ハイブリット開催)

10月9日(月・祝)佐渡島でカエルへの愛を叫ぶシンポジウムシンポジウムを開催します!
なんと!ボクシング金メダリストの入江聖奈さん(農工大・院)も登壇し、カエルへの愛を叫んでいただく予定です!!

お知り合いに転送していただいて大丈夫です!申し込みは10/5まで
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新潟大学佐渡自然共生科学センターシンポジウム
「佐渡島でカエルへの愛を叫ぶ〜研究者たちが言いたくて仕方ないカエルの魅力〜」

開催日:10月9日(月・祝日スポーツの日) 14:00-17:40
開催場所:あいぽーと佐渡 (佐渡市両津夷384−11:定員100名)およびZOOMオンライン

申し込み方法:以下のURLから申し込みをお願いします
https://forms.office.com/r/kjfNgkKREr

締切:10月5日(木)まで

<開会の挨拶> 
14:00
 末吉 邦(新潟大学 研究担当理事)

<言いたい!カエルの面白さ-1>
14:05
カエルの魅力を言いたくて仕方ない私たち〜佐渡島のカエル研究のあれこれ〜
阿部晴恵(新潟大学佐渡自然共生科学センター森林領域 准教授)
14:20
なんか変だぞ、佐渡島のモリアオガエル
藤田健(新潟大学佐渡自然共生科学センター森林領域 修士2年)
14:40
気化熱で体を冷やすカエルたちが暮らしやすいのは、どんな島、どんな流域なのでしょう?
長谷川雅美(東邦大学 名誉教授)

15:20 休憩(10分)

<言いたい!カエルの面白さ-2>
15:30
サドガエルが棲みやすい場所を探して ~サドガエルと私の10年 ~
宅森美優(昭和大学 富士山麓自然・生物研究所 講師)
16:10
「カエルの歌」からわかる田んぼの環境
松島野枝(国立研究開発法人 国立環境研究所 高度技能専門員)

<言いたい!カエルへの思い> 
16:50
佐渡島でカエルへの愛を叫ぶ
入江聖奈(東京農工大学 修士1年 東京オリンピック・ボクシング女子フェザー級金メダリスト)
(発表時間15分+質疑10分)

<コメント:カエル好きの外から見たカエル>
17:15
飯田碧(新潟大学佐渡自然共生科学センター海洋領域 准教授)
17:25
新田将之(新潟大学佐渡自然共生科学センター里山領域 准教授)

<閉会の挨拶>
17:35
永田尚志(新潟大学佐渡自然共生科学センター センター長)
17:40〜 懇親時間
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2023年9月7日木曜日

演習林宿泊施設の裏にタワーが建ちました

 さっそく実習で使っています!詳細はリスクマネジメント実習で紹介します。

2023年9月1日金曜日

ドロバチとセイボウ(青蜂)の戦い(つづき)

 さて、昨日のドロバチ(おそらくスズバチ)とセイボウとの戦いに新たな展開がありました。
翌朝、新たなセイボウが現れ、ドロバチの巣をぐるぐる探索した後に、穴をあけ、産卵を始めました。
新たな穴が出来き
産卵しています(昨日のとは違う個体)

昨日のセイボウより深くお尻を突っ込んでいます

何度かバトルをしていたドロバチは(下に動画あり)
セイボウが去った後、穴を埋めました
昨日のセイボウは・・・
どうやら産卵後に死亡したようで
玄関に落ちていました

ドロバチとセイボウの戦い、ラウンド2

2023年8月31日木曜日

ドロバチとセイボウ(青蜂)の戦い(動画あり)

 実習から帰ったら、戦場でした・・・。美しいメタリック青の青蜂(おそらくオオセイボウ)とドロバチの戦い。ご覧ください。
ドロバチの巣に卵を産み付けようと
セイボウ迫る!

ドロバチ、必死に巣を守ろうと
セイボウと戦う

セイボウ、ドロバチの腹部に噛みつき
ドロバチ、逃げる!
調べてみると、ドロバチはマヒした青虫をこの巣に運んでから卵を産み、孵化した幼虫は青虫を食べて育つようです。セイボウはこの巣に卵を産み付け、セイボウ幼虫も青虫を食べて育つそうです。両方とも翌春に成虫になって出てくる!?

おまけの白いヤマトリカブト

2023年8月21日月曜日

2023基礎農林学実習(佐渡)

 1泊2日×4回+オンラインの基礎農林学実習(佐渡)が8月18日に終了しました!今年は雨や酷暑や野外もなかなかハードでしたね…。内容の一部を紹介します。

初日は演習林で天然スギが優占する森林、風衝地、人工林の観察です。
まず風衝地で佐渡の地形や厳しい環境での植生観察
一番風圧の強いところでは
スギも谷に寝そべった形になっています

今年は酷暑すぎですね
あまり気温が高く山の上も乾燥しているため
谷でも例年より霧が発生しにくい気がします…

次に天然スギ林の観察

大王杉

金剛杉
色々な樹形のスギを観察し、
雪や風などの環境と植物の関係を考察します

夕方には山の下の方に降りてきて人工林の観察
2日目は里地の実習です。
まずは佐渡島の位置関係など

ビオトープに移って(和田邸)
外環から里地の谷津地形を観察します

ビオトープの生き物調査

たくさんいますね。
ヤゴやマツモムシ、オタマジャクシ、
そして外来種のアメリカザリガニなど…

最後にトキテラスで国仲平野から大佐渡山地を眺めつつ、野外のトキが観察できました。

みなさん、駆け足でしたが佐渡の自然環境は楽しめましたか?いろんな食品や応用生命など様々なプログラムに分かれて研究が始まると思いますが、すべては生き物同士の繋がりで成り立っています。長い歴史と人との関係が育んできた景観を守っていきたいですね!