7月中は明るさが2~3等級程度で、なんと肉眼でも見えるとのこと。
特に7月中旬以降は、陽が沈んだ後の北西の低いところ(北斗七星の下、おおぐま座とやまねこ座の間あたり)にあります。
彗星(すいせい、ほうき星)とは、尾を引きながら(物質を流出しながら)太陽系の周りを回っている小天体のことだそうです。
すぐに消えてしまう流れ星とは違うものです。
私も長岡市で撮影されたという映像をニュースで見て興味を持ち、梅雨の合間に良く晴れた16日夜を狙って観察してきました。
このままだと見えづらいので、クリックして拡大してみてください |
わかりづらいと思うので説明を付けました |
↓は少しぶれてしまいましたが、シャッタースピードを長めにして明るめに撮るとこんな感じ。
星の撮影は難しい… |
スマホのカメラでこれだけ写っているので、性能の良いカメラならもっとはっきりと観察できると思います。
1枚目の写真は、1時間以上粘って撮影した渾身の1枚です。
(夜の海辺で暗闇の中にじっとしていたので、地元の方には少し怖がられてしまったようです…)
このネオワイズ彗星は、2020年3月に発見されたばかりだそうです。
次に太陽に近づいて観察できる条件になるのは5000年以上先(!)とのことで、現代の人にとっては今が最後のチャンスですね。
肉眼では、写真よりもぼんやりと曇ったガスのように見えていました。
暗闇に慣れるまではなかなか苦戦したのですが、見つけたときには感動しました。
双眼鏡やズーム機能のあるカメラなどで観察すると、はっきりくっきり見えますよ。
まだ観察できるチャンスはあると思うので、ぜひ夏の夜空を探してみてくださいね。
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