「あれ?」
結実のほうは…ユキツバキ(を含むツバキ属)は自家不和合性が高いうえに、クローン繁殖をするので、たくさん開花してもほとんど結果しません。本州側ではヒメネズミが種子を食べてしまうので、さらに見かけなくなります。ただ、小佐渡ではヒメネズミの食害は確認していません。開花モニタリングでは計1000近くカウントしたルートでも、結果数は0でした。林縁の日がとても良く当たるところで、たまーーーーーに果実がある程度です。
月末は野生サザンカ調査。サザンカは11月ごろ開花するツバキ属です。まだ、アブやハチが暖かい日は飛んでいる時期なので、そのような昆虫が花粉媒介に来ているのではないかと予測しています。ちなみに野生のサザンカはほぼ「白」です。サザンカ、庭木で多く見られますが、野生のサザンカを見たことがある人は少ないのでは?つまり、人知れず、園芸品種との交雑が進んでいるのではないかと懸念しています...。
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