佐渡ではまだ発症が確認されておりませんが、関東での急激な増加や新潟市内でも発生している現状、いつ海を渡ってきてもおかしくないと感じております。
新潟大学では、このような状況を踏まえ学内授業暦の前期期間(4/20~8/12)は、対面授業を実施しないことが決定されました。
学内講義はすべて、動画配信によるオンライン講義か、課題配布によって行われる予定です。
これを受け、演習林においても同期間の学内・学外共同利用のすべての実習受け入れを中止することになりました。
また、例年公募型実習として全国の大学院生を受け入れてきた「樹木生態学特論」も、今年度の募集は行いません。
関係機関の皆様や実習を楽しみにしていた学生の皆さんには多大なご迷惑をおかけしますが、数十人の学生が共同生活を送る実習では、3密(密閉/密集/密接)環境を避けることが難しいことをご理解ください。
上記期間以降の対応につきましては、今後の拡大の推移次第での判断となる見込みです。
ようやく晴れて暖かい日も増え、外に出ることが気持ちよくなってきた季節ですので、こちらとしても大変残念です。
今年度は実習が実施できない代わりに、佐渡の自然を感じられるように「写真」や「動画」を多用してリアルタイムに自然を紹介していきたいと思います。
外出を自粛されている方、家の周辺に自然環境が少ない方にも、佐渡の自然や生物の生きざまを通じて少しでも安らいでいただけましたら幸いです。
枯れ枝の隙間からオオミスミソウが懸命に花を咲かせていました |
コシノカンアオイの花は、キノコのふりをして昆虫を寄せているそうですよ |
これは正真正銘のキノコ、クロコップタケの仲間…これを真似ているのでしょうか? |
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