今日から育林実習が始まります!9月は実習が6回。例年だと他大学実習もあるのでもっと多いですが、助走なしの実習フルマラソン期間が始まるので、戦々恐々としています。
さて、今日はシンテッポウユリ。前回ナガミヒナゲシという外来種について書いたことがありますが、こちらも、気付かぬうちに身近で良く見られるようになった外来種です。タカサゴユリとテッポウユリの交雑でできた園芸品種で、佐渡でもあちこちで咲いています。
タカサゴユリ(Lilium formosanum)は台湾原産で、この時期に咲き、花筒に紫褐色の筋が入っていることが多いです。
テッポウユリ(L. longiflorum)は日本の琉球・奄美に自生する種ですが本州にも入ってきています。タカサゴユリのような褐色の筋がなく、小さめで、花期も夏前です。
そして、それらよりもよく見かけるのがシンテッポウユリ(L. formolongi)。花期はタカサゴユリと同じ今の時期ですが、花筒は白いです。みなさんのおうちの周りでも見かけるのではないでしょうか?