ラベル 共同利用実習及び公開実習 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 共同利用実習及び公開実習 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年9月15日火曜日

一般向け公開林間実習(10/24)の募集が始まっています!(締切10/8)

年に1度、一般の方向けに演習林を公開する「佐渡演習林公開林間実習」の募集が始まっています!学生だけでなく一般の方にもご参加いただける日帰りの実習です。

日時:2026年10月24日(土)9:00~15:00
会場:新潟大学佐渡自然共生科学センター演習林(佐渡市小田94-2)
内容:佐渡島の自然に関する実習(森林性のネズミの観察・昆虫類の観察、天然スギ林の観察など)
定員:20名(先着順)
受講料:1,100円(大学生以下は無料)
申込締切:10月8日(木)
詳細はコチラ↓
公開林間実習案内
申し込みはコチラから↓
 新潟大学HP「公開講座」

過去には演習林敷地内であるスギ天然林の観察や、トラップを用いたネズミ・小動物の採集などを行いました。過去の実習の様子は以下の動画にもまとめていますので、ぜひご覧ください。 (K.S.)

2026年8月24日月曜日

立正大学のフィールドワークA実習(8/18-21)

 8月18日~21日には、立正大学による共同利用実習「フィールドワークA」が実施されました。学部1、2年生が参加する実習で、佐渡の多様な環境を見学して知見を深めました。

初日の講義の様子。長旅のあとにも関わらず、皆さん頑張っています。




2日目は演習林での植生観察。人工林、金剛杉、大王杉の王道ルートに加え、大倉シラバにも足を運んだようですね。




こちらは3日目の小佐渡での実習の様子。田んぼビオトープでの生き物観察やトキテラス観察塔でのトキの観察を行いました。

最終日は大野亀を巡検し、すべての行程が終了!ほぼすべての日程で晴れていて、素晴らしい実習日和でしたね。おつかれさまでした!

(K.S.)

2026年8月19日水曜日

東京都立大学の生態学野外実習(8/6-11)

 8月6日~11日には、東京都立大学の生態学野外実習が実施されました。
野生動植物に関する調査、解析、研究方法について学ぶ実習で、6日間にわたる実習の中でデータ収集から統計処理や結果のまとめまでを一挙に行うパワフルな実習となっています。

初日は演習林到着後、近くの海岸でピットフォールトラップを設置。ハサミムシやダンゴムシなどの浜辺の分解者を狙います。

2日目以降は朝から演習林へ入り、人工林で調査をしたり...

天然林の林道でベイトトラップをしかけてアリやゴミムシを狙ったり。

翌日、トラップを確認すると...

たくさん取れているようです!

風衝地では植物の調査を実施。

区画を設定し、その中の植物の種名や個体数について調べます。

林道内の決まったエリアを歩き、そこに出現する特定の植物の数をすべて数える調査も...!

対象種のひとつ...かどうかはわかりませんが、風衝地できれいに咲くツリガネニンジン。

毎年ひとりひとりの学生がとても興味深い調査をしていて、発表を聞けないのがとても残念でなりません。いつかこれらの研究成果を演習林で報告してもらえる機会を作りたいですね!
(K.S. )

2026年8月5日水曜日

International Field Course on Ecological Sustainability in Sado Island 佐渡自然共生国際実習(7/27-31)

 We had the international training course called "International Field Course on Ecological Sustainability in Sado Island" in July 27-31. This year, 8 people participated, including international students from China, Malawi, and Bangladesh.

7月27日~31日には、佐渡自然共生国際実習が開催されました。今年は中国やマラウイ、バングラデシュなどから8名の学生が参加してくれました。



These are some photos from our fieldwork at Niigata University Forest on the 2nd day. We toured areas such as the riverine forest, natural cedar forest, wind-exposed area and observed material cycling from rivers in the forest to the sea.
2日目の演習林での実習の様子。河畔林やスギ天然林、風衝地を周り、森―川―海の物質循環を学びました。


Also, due to bad weather on the afternoon of the 2nd day, we changed our plans and visited the Sado Gold Mine in Aikawa.
また、2日目の午後は悪天候のため予定を変更し、相川の佐渡金山を見学しました。




On the 3rd day, we visited Mt. Donden and learned about the semi-natural grassland ecosystem. The weather was very foggy, so I think we were able to enjoy the unique atmosphere of Sado’s mountains.
3日目には、ドンデン山を見学し、半自然草原の環境を学びました。とても霧が深い天気で、佐渡の山ならではの雰囲気を楽しめたのではないでしょうか。






On the 4th day, we traveled to the Kuninaka area, where we attended lectures and took a field trip focusing on the Japanese crested ibis and Japan’s satoyama landscapes. The participants listened very attentively, and we were able to collect many different creatures, including aquatic insects, medaka fish, and crayfish.

4日目には国仲地域へ移動し、トキや日本の里山に関する講義と見学を行いました。参加者の皆さんはとても積極的に聞き入っていて、水生昆虫やメダカ、ザリガニなどたくさんの生物を採集できました。

Japan’s remote islands, including Sado Island, seem to be very popular—especially among international visitors from mainland countries—because they truly embody the essence of Japan as an island country. Did these students get to fully experience that island essence? Even after returning to your home countries and universities, please make the most of this experience and keep up the good work!

佐渡島を含む日本の離島は、特に大陸地域出身の外国の方から見ると、いかにも島国日本感があってとても人気が高いようです。留学生のみなさんは島国感を満喫できたでしょうか?自国や自大学に帰っても、この経験を存分に生かして頑張ってくださいね!

(K.S.)

2026年6月24日水曜日

新潟農業・バイオ専門学校の樹木学実習(6/22-24)

 6月22日~24日には、新潟農業・バイオ専門学校の樹木学実習が実施されました。樹木の同定手法の習得を目的とした実習で、とにかくひたすら樹木をサンプリングし、持ち帰って同定するというパワフルな内容でした。

初日は両津港から外海府ルートで実習開始。熊野神社周辺の海岸植生を観察しました。

タブノキ、ツバキ、イタビカズラなどの特徴的な樹種を観察しています。なお、ここでは採取許可が下りないため、サンプリングはしません。

大野亀の草原も観察。カンゾウは綺麗になくなっていて残念、雨なのも残念...


気を取り直して2日目。無事晴れたので演習林や道中の林道でサンプリングをしています。




金剛杉や風衝地、千手杉の見学もぬかりなく。しかし、この実習の本番はここからなのです...




すべてのサンプルについて、図鑑と照らし合わせながら種同定をしていきます。ヤナギやツツジの仲間など、難易度の高いサンプルもしばしば...

この日のサンプルは全部でなんと93種!にもかかわらず、学生の皆さんのガッツで日付が変わる前にはなんとか無事終了!!皆さんの成長が伺える実習となりました。おつかさまでした!

最後に、恒例?の出会った生き物紹介コーナー。こちらは超でかガガンボです。大きさとしては間違いなく日本最大のミカドガガンボですが、胸部や翅の模様から明らかに違います....

こちらはマタタビの花。満開~少し終わりかけ、といったところでした。

こちらは今年演習林全体でなぜか元気がないシナノキ。葉が緑色のまま落ちていて、よく見ると葉柄にだけかじられたような跡がありました。犯人やいかに...

風衝地の水辺には今年もモリアオの卵塊が!木がないからといってその場所は適当すぎでしょう 笑
(K.S.)

2026年6月12日金曜日

日本大学の森林学研究Ⅰ実習(6/4-7)

 6月4日~7日に日本大学の森林学研究Ⅰ実習が実施されました。
微生物生態学を専門とする松倉先生の引率のもと、卒業研究のサンプリングをかねて2名の学生が参加しました。

4日間かけて佐渡島内の様々な環境を周ったようですが、そのうち3日目のドンデン山への調査に私も同行しましたのでその様子をお届けします。

この日は早朝に雨が降ったこともあり、かなりガスっていましたが、それにもかかわらず登山客は多数。手軽にハイキングできるとあって、やはり人気の山ですね。


お花畑を抜けて、草原の植物や菌類を観察しています(お花畑といっても写真の場所は外来種フランスギク畑ですが...)

その後、青ネバ登山口にも少し入り、林床植生を観察しました。

松倉先生に教えていただいた菌類を一部ご紹介。こちらは「もち病」という植物の病気の一種で、菌類によるものだそう。ドンデン山のハイキングコースに多数生育するツツジ科の植物によくついています。少し甘味があることから、昔は食べていた人もいたようですが、中には菌がいることを考えるとさすがにオススメはできませんね...

こちらは地衣類(菌類と藻類の共生体)の一種で、ハナゴケの仲間だそう。写真のように樹枝状になる地衣類はめずらしいとのこと。

写真がボケてしまってますが、こちらも同様の地衣類でアカミゴケの仲間。先端が真っ赤なのが特徴的ですね。

さらに地衣類をもう一枚。ジョウゴゴケの仲間だそうですが、詳細な種同定は見た目だけではかなり難しいようです。

そしていわゆるキノコなこちら、フサヒメホウキタケです。たしかにホウキの先に見えるかも...?

昆虫の紹介も少し。この虹色の甲虫は、おそらくドロハマキチョッキリというオトシブミの仲間です。近くにドロノキあったかな...?

こちらはおなじみヒグラシ。この時期にセミ!?と思うかもしれませんが、ヒグラシは実は夏の早い時期から出ています。

ちなみに、今回のドンデン山での調査の一番の目的はハマナスの花でした。しかし残念ながらまだ開花個体はなく、つぼみすら見つけられず...

やはり海岸のハマナスと山のハマナスでは、開花時期に大きく差がありそうですね。引き続き卒業研究頑張ってください!
(K.S.)