2014年6月5日木曜日

広島大学 島嶼生態学演習

 皆さん、こんにちは。佐渡は先週より晴天が続き、暑い日が続きます。しかし、本日、新潟も梅雨入りしたとのこと、これからは、実習があるたびに天気予報とにらめっこの日々です。

 今週は、梅雨入り前の晴天のもと、広島大学の島嶼生態学演習を共同利用実習で行いました。宮島にある広島大学理学部附属宮島自然植物実験所より、坪田先生とゼミの皆さん、ヒコビア植物観察会の皆さん、計10名の方たちがいらっしゃいました。

宮島自然植物実験所、ヒコビア植物観察会の詳細はHPをご覧ください→http://www.hiroshima-u.ac.jp/sci/departments/miyajima/

 今回は、演習林を含む佐渡の様々な植生の野外観察を行いました。
 
  
坪田先生には佐渡ゼミ「宮島の自然と植物」をお願いしました。その後、崎尾先生より実習生に佐渡の自然環境の説明がありました。やはり、同じ島でも宮島と佐渡では気候や食植生の哺乳類の有無などの違いにより、状況が大きく異なります。
翌日は、一日かけて、演習林の植物観察を行いました。
学生さんたちも熱心にメモを取りながら観察していました。
林道沿いの明るい場所に生息する植物を観察しながら・・・
かつて行われていた牛の放牧により草地化した場所です。 
冬の厳しい風雪の影響を受けた、天然のスギ林
最終日には、海岸の植生の観察も行いました。実習生の皆さん、佐渡と宮島の植生の違いを、とても興味深く観察しておりました。次回は、私も宮島に行ってみたいです。

 そうそう、佐渡ステーションでは、実習でバーベキューをする際、実習生に着火剤無で、薪等から炭をおこしてもらうことを慣例としてます。実習生の多くは、四苦八苦しているのですが、今回は・・・
火に慣れている方が多く、あっという間に炭まで火が付きました。坪田先生も慣れていらしゃるようでした。
 

見事な炭の積み方です!
皆さま、遠い広島から、ありがとうございました!またのお越しをお待ちしております。

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