2018年1月29日月曜日

育林系実習(2017/9/11〜16)

皆さま、こんにちは。寒い日が続きますね。佐渡では、気温が氷点下になり水道管が凍結、破損した影響で、今日は島内のあちこちで断水および給水制限になっております。

さて、実習ブログも残すところあとわずか・・・。今日は、9月に実施した学内実習「育林系実習」です。この実習は、大きく分けて、人工林施業の一連の流れと、佐渡の植生・土壌について学びます。今回は、演習林の教職員が担当した、人工林施業の実習について紹介します。
農学部生産環境科学科、森林環境学コースの3年生、計30名が
実習に参加しました。1日目は演習林の植生を観察しました。
宿舎に到着後、明日から使用する鉈(なた)の手入れを行います。
刃物を扱う時は、人との距離を十分に取ることが必要です。
本間先生から鉈の扱いについて説明を受けます。
鉈を見るのも、初めての学生さんが多いです。
いざ、鉈とぎスタート!
研いでいる様子は真剣そのもの!
この鉈研ぎの出来で明日からの実習の効率が変わってきます。
職員さんに指導を受けながら、仕上げまで持っていきます。
チェーンソーの練習も行います。写真は、
職員さんが丸太を練習台に組んでいる様子。
こちらも、最初に本間先生から説明を受け・・・
練習開始!
みなさん、最初は腰が引いてしまっています・・・
次の日は、朝から、植栽場所の除伐を行います。
昨日、研いだ鉈の切れ味は??
仕上げは、職員さんが操作する、パワーショベルで!
そして、ここにスギとヒノキアスナロの苗を植栽します。
鉈から、クワと苗に持ち替えて、植栽のはじまり〜
植栽しているこの苗が建築材などになるのは、50〜60年後です。
しかも、植栽した全ての苗が建築材になるわけではありません。
成長に伴い、間引いていくので、残るのは4分の1以下です。
こちらは、枝打ちに使用する一本梯子。
枝打ちは、上質な木材を作るために欠かせない作業の一つです。
職員さんが、一本梯子を木の幹に立てかけて、
上部をロープで固定します。
固定した梯子を上り、枝を切り落としていきます。
この作業、6〜8mの高さでの作業になります。
安全帯をつけて、細心の注意を払い行います。
チェーンソーを用いて間伐作業も行いましたが、写真を撮るのを忘れてしまいました。ごめんなさい。興味のある方は、昨年のブログをお読みください→コチラから

3年生のみなさんは、来年度から卒業論文研究がはじまりますね。そして、来年度の今頃は卒業論文の執筆や発表の準備に追われているのでしょうか?あっという間の1年になると思いますが、頑張ってくださいね!

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