今年も山のモリアオガエルの産卵シーズンが来ております。6/15のNHK夕方のニュースでも佐渡のモリアオガエルの産卵の様子が放映されるそうです。
モリアオガエル、佐渡では山でもそして田んぼでもごく普通に見られるカエルですが、新潟県では準絶滅危惧種に指定されています。佐渡でも減少する要因がたくさんあります。山のモリアオガエルは樹上に卵を産みますが、その下には止水がなければいけません。雪解けの池や流水が集まって池になったところが産卵場になりますが、近年の少雪や工事により、産卵場所は減ってきています。
とある外海府の池 |
とある外海府の池(今年) 工事によって池がなくなりました |
昨年まではこんな感じでモリアオの産卵が見られました ボケボケですまない |
よく見ると、産んでいます |
去年よりは数が少ないですが 下には池はもうないのに産んでいました |
池のない樹上にモリアオガエルの卵。モリアオガエルの鳴き声も聞こえ、産卵のために集まっている様子がうかがえますが、池はもうない・・・。こうやって、佐渡でも気づくとモリアオガエルが身近なカエルではなくなってしまうのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿