2014年8月2日土曜日

こちらはアカバナ

こちらは演習林風衝地で咲いているアカバナです。北海道~九州に分布しており、絶滅危惧種のオオアカバナ(先日のブログで紹介しました)を小型にした感じです。
細長い果実は熟すと裂け、
中から綿毛のあるタンポポのような種子が出てきます。
この時期は赤い花が多く咲いています。カワラナデシコ、ニガクサ、サドアザミなど、道沿いなどでも咲いていますので探してみてください。
下は当帰芍薬散などの漢方で有名なミヤマトウキ。セロリのにおいと味がします。
ミヤマトウキ
高山の岩礫地に生育する植物ですが
佐渡では1000m弱の稜線で良く見られます。
ヨツバヒヨドリも咲きはじめ、アサギマダラもちらほら舞い始めました。夏真っ盛り、実習真っ盛りです。実習の様子はまた別途報告します。

2014年7月25日金曜日

夏に映える絶滅危惧種の花

今日は全国的に猛暑の場所が多く、暑い一日でしたね。さて、そんな最中、佐渡で絶滅危惧種のオオアカバナが咲きはじめております。この、オオアカバナ、昔は中部以北に広く分布していたようですが、現在では青森県、岩手、福島県そして佐渡できか確認できないそうです。
環境省RDB絶滅危惧Ⅱ類 オオアカバナ
エゾミソハギも咲き始めました!

2014年7月23日水曜日

ハワイ(オアフ島)の植物

太平洋のど真ん中にあるハワイ諸島は、ほとんどの在来生物が固有種ですが、実際には日本の小笠原諸島のように外来の植物や動物(鳥やマングースなど)が多く見られました。あまりに多くの写真を写したので、ほんの一部だけ紹介します。
この‐木なんの木?
英名は死んだネズミの木。確かに、ぶら下がっている実が落ちると
しっぽの長いネズミが横たわっているようでした。
気になる木・・・
正解:バオバブ
さかさまの木と言われるマダガスカルのバオバブと樹形が違いますね。
マダガスカルのは、ゾウの足のように幹がでーんとしていますが、
アフリカやオーストラリアのは写真のように幹が分かれるようです。
ハワイでは外来種ですが、オアフ島にはたくさん植わっているようです。

ちなみに「このーきなんのき」はモンキーポッドといわれるアメリカネムノキです。
ハワイには街路樹としてもたくさんありますが、こちらも外来種だそう。
バオバブ果実。柄の部分がネズミのしっぽのようなんですね。
おそらく、ラットのことでしょう。このしっぽの太さは。
どうやら栄養価が高い果実らしいです。
食べてみればよかった・・・
バオバブの花
コウモリ媒介のようですが、
ハワイ大キャンパスでは鳥が蜜を吸いに来ていました。
このシダ(裏が黄色いですね)。種名を聞くのを忘れましたが、、
パンと服にたたくと、胞子がきれいに服につきます
Mt. Kaalaで高木(といっても3-4m程度)として目立っていた木。
3枚の小葉をもつこの木はもしや・・・
小笠原で侵略的外来種として繁茂していたアカギ・・・
ハワイでは在来で、侵略的でもなく、森林の一部として生育していました。
Mt. Kaaraで見た、ヒカゲノカズラの仲間。在来だそうです。
佐渡でも見られますよ。

2014年7月15日火曜日

Island Biology 2014に参加しました!

ハワイで、第一回目のIsland Biologyの国際学会が行われました!
https://sites.google.com/a/hawaii.edu/islandbiology2014/home
進化生物学の権威グラント夫妻や、マッカーサー・ウィルソンの島の生物地理学からそれ以降の知見をまとめるなど、現在の島の生物地理学を牽引するRicklefsさん、島の群集生態学で知られるRosemary Gillespieさんなど、豪華なプレナリートークから始まり、様々な島嶼生物学研究の事例を知ることが出来ました。
開催されたハワイ大学は右。
奥はダイアモンドヘッド。左はホノルル(タンタラスの丘より)。
太平洋のど真ん中の島に、大規模ショッピング街を作り、人が集まる光景は、
私には異様に感じました。
こちらは、学会の様子。プレナリートーク(ピーター・グラント氏)
小さい島で起こる急速な進化とその要因についてお話ししていました。
300名ほど参加していたでしょうか。
ポスターセッションの様子
最後のほうなのでだいぶ人が少なくなっていますが、それでも活発です。
グラントご夫妻も熱心に聞かれています。
ビショップミュージアムでのバックヤードツアー(植物)
タイプ標本室や標本の公開についてなど、
(美しい標本写真画像が9月までにHPで全部アップされるそう)
興味深い標本を見たり、話が聞けました。
キャプテンクックの採取した標本も閲覧。
こちらは脊椎動物のバックヤードツアー
液浸と乾燥標本の部屋も見せてもらいました!
フィールドツアーではKaala山へ行き、
ハワイ固有種のカタツムリをたくさん観察できました。
Kaala山のトレイル。木道を歩き、まわりの植生を守ります。
Kaala山からの眺め。オアフ島の北西に位置する、自然植生が残る場所です。

2014年7月8日火曜日

第14回佐渡ゼミ開催のご案内

 皆さま、こんにちは。今週は佐渡はジメジメした天気が続きます。少し先になりますが、佐渡ゼミ開催のご案内です!

第14回佐渡ゼミのご案内

「ナラ枯れの現状と防除法法」齊藤 正一 さん(山形県森林研究研修センター)
場所:佐渡ステーション(小田94-2)
時間:2014年7月30日(水) 19時から1時間程度

概要につきましては、後日アップします!

【佐渡ゼミとは・・・佐渡ゼミは島内外の研究者が実習・調査などで来島される際に、最新の研究を一般向けに紹介していただく機会として開催しています】

 

2014年6月30日月曜日

基礎農林学実習、終わりました〜

 農学部の多くの学生さんが参加した基礎農林実習A、Bは、先日、無事に終了することができました。実習に参加した学生さん、佐渡はいかがでしたか?実習では、自然を学び、楽しむことができましたか?これを機に、次は佐渡に遊びに来て下さいね。もちろん、研究調査で来る事も大歓迎です。

 それでは、写真で基礎農林実習をちょこっとだけ、振り返ってみましょう。

   
特製のお立ち台に立ち、人工林の説明をするボス。






天然林をみると人工林との違いに学生は大驚き!

演習林の風衝地(ふうしょうち)。強風の影響を受けるこの場所は、樹木が育ちにく場所です。
さらに、グリーンタフという、水分を含むと崩れやすい地質であり、数年前に崩壊し、今年、復旧工事が完了したばかりです。
もちろん、定番の、王様の小路のトレッキングも行いましたよ。

二日目のキセン城では、里山管理を学んだり、やビオトープで生き物調査をしました。
学生さんの中には、オタマジャクシに触るにも、おっかなびっくりの子も・・・次第に慣れていき、最後には同定に夢中でした!


2014年6月23日月曜日

第13回佐渡ゼミのご案内 6/26 (木) 16:00〜


第13回佐渡ゼミのご案内(6/26 木 16:00~:佐渡ステーション)

「多雪地の植物たちの多様な生き方とそのめぐみ」小林 誠 研究員(越後松之山森の学校キョロロ)
場所:佐渡ステーション(小田94-2)
時間:2014年6月26日(木) 16時から1時間程度

 キョロロの研究員の小林さんが、多雪地に成育する植物がどのように生きているのか、またそのめぐみについてのレビューを行って下さいます。一般の方や樹木や植物の初学者の方でも十分に楽しめる内容です。

【佐渡ゼミとは・・・佐渡ゼミは島内外の研究者が実習・調査などで来島される際に、最新の研究を一般向けに紹介していただく機会として開催しています】