この時期にしては珍しく晴天な今日、窓に白い影が!
よく見るとテントウムシのようです。
エリトラが白くなるテントウムシとしてはシロトホシテントウ無紋型などがいますが、どうやら異なるように見えます。胸の模様からするとキイロテントウで間違いありませんが、にしては白すぎる...。おそらく白化型か、アルビノか、はたまた羽化したてといったところでしょう。
いずれにしてもなかなかお目にかかれない個体。今日の私の運勢は好調なようです。
(K.S.)
新潟大学佐渡自然共生科学センター演習林
10月25日には、新潟大学の公開講座として一般参加が可能な「公開林間実習」が開催されました。小学生から大学院生、社会人の方まで、また島内外より18名の参加がありました。
初めに向かったのは演習林のゲート付近。森のネズミと昆虫の観察です。他ではできない唯一無二の体験ができる機会です。この記事をご覧の皆さまも、ぜひ一度公開林間実習に参加されてみてはいかがでしょうか?
この実習に関する詳細は、後日ニュースレター動画でも公開予定です!乞うご期待!
(K.S.)
| 倒木を探して殺菌したドリルで穴をあけ おがくずを採取していきます |
| チシオタケがついていました 傷をつけると血のようなにじみが出ます 傘も指紋みたいな模様があり、リアルですね… |
| ミズナラの倒木に等間隔でドリルでサンプリング |
| 演習林の山の上には 立派なミズナラの倒木がたくさんありました |
| なんか黄葉していますよね そう、常緑針葉樹のスギも個々の葉は寿命を迎えると秋に落葉します |
| こんな感じで、落葉したスギの葉が落ちています |
9月16日~19日には「フィールドワーカーのためのリスクマネジメント実習」のB日程が行われました。内容はA日程と同様ですが、開催時期が2週間ほど遅く、肌寒くなっていました。また、天気も雨予報。無事実習を終えることはできたのでしょうか?
夏の合同実習のpart 3!最終回となる本記事では、5~6日目の「森」パートのご紹介です。
早朝から出発し、車で演習林へ向かいました。写真はその道中、「渓畔林」という、「川」と「森」が繋がる森林タイプを見学している様子。こちらは低標高地のスギ人工林。この後に見るスギ天然林との違いを比較するため、入念に観察しています。演習林の敷地内へ入り、植生はスギ天然林へ移行。霧も濃くなってきて、だいぶ様相が変わってきました。